蒸気機関車を作ろう

2017年4月23日 (日)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 16

川崎25t Cタンク、動輪を組み立てます。
 
エコー製動輪の方は関係ないのですが、私の標準仕様はベアリングを使うので、動輪を一旦抜く必要があります。
そのために前回、位相合わせジグを作ったんですが、今回は動輪を抜く方法と位相を合わせて最後の圧入までを行います。
 
動輪を抜くのは、私は通常、NWSLの「THE PULLER」という物を使います。
04221
これはアルミの角パイプ状の物をカットしたものに加工したもので、V形の切り込みを入れた鉄板が付属します。
写真の右の真鍮の物は私が作ったもので、別の用途のために作ったものです。
 
鉄板のV溝に動輪を挟み、上の軸を締め付けます。
04222_2
 
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これがない場合は、万力を使います。
04224
万力上部に鉄板にV形の溝を切ったものを用意します。
 
面倒ならば、同サイズのヤスリの柄を並べても良いです。
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これに動輪を挟みます
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あとは、ネジ等を当てて、ハンマーでコン!
04227
 
抜いたら、ベアリングやギヤー等を差し込んで、アダチのクランクピン(長)をねじ込んで、大体の角度を合わせて指で回る程度に差し込んで、位相合わせジグにセットします。
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ベアリングを上から押さえて、ガタのない状態にすれば位相合わせ完了、ジグの外側の板ごと動輪を指で押し込みます。
 
動輪の圧入は、いろんな方法があって、皆さんそれぞれが独自の方法でされてるようですが、私はボール盤を使います。
端面を仕上げた丸棒を上下で合うようにセットします。
042210
 
この丸棒の上に垂直に動輪を乗せて、上から押さえつけて完成。
042211
 
042213
 
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 12
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 11
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 10
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 9
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 8
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 7
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 6
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 5
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 4
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 3
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 2
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 1
一枚の図面から 49-1 機関車編 川鉄千葉 NUS7等 川崎25t
一枚の図面から 49-2 機関車編 川鉄千葉 NUS7等 川崎25t
 

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2017年4月19日 (水)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 15

川崎25t Cタンクの位相合わせ治具を作ります。
 
材料はt2.0と1.0、快削材ではなく、普通の板材です。
前に作った丸のこ盤を使ったら簡単に切れるんですが、糸鋸の鍛錬も必要なので、こんな感じで切っていきました、使った板は大きなシャーで切ったもので、端面が変形しているので、外周は2mmほど落とすので、結局全周切り出ししました。
1704180
のこ刃はバローベの#3です。
 
底板はM1.4の穴を3列(16番用と13mmゲージ用)あけます、その他の部品は軽く半田付けで一体化して、動輪中心の基準穴をあけました。
1704181_2
 
立板、ガイド棒が入る穴をあけます。
1704182
クロステーブルで位置を決めて、センタドリルで位置を確定して・・・
普通にケガいてもいいんですけどね。
 
本穴をあける
1704183_2
2mmでした穴をあけて、3mmで本穴をあけました。
当初は2.9であけてハンドリーマで仕上げようかとも思いましたが、別部材でテストしたところ、しっくり入りましたので、普通に3mmであけました。
その後、3.0mmの真鍮丸棒を切り出して端面を仕上げました。
 
立板の半田を一旦バラし、2mm厚の軸用の板を改めて一体化します、丸棒で案内するので、位置決めは軸を通すだけです。
1704184
 
軸の6mmの穴をあけます。エンドミルは3mmです。
1704185
 
半田をばらして、底に1.1で5mmの深さで穴をあけます。
1704187_2
 
M1.4タップは手前の3番を使います。
1704188
 
t1.0の方に、クランクピンの穴をあけます。
1704186
 
部品出来上がり
1704189
 
完成
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17041811
 
17041812
 
さぁ、これから動輪を・・・・
17041813
 
 
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一枚の図面から 49-1 機関車編 川鉄千葉 NUS7等 川崎25t
一枚の図面から 49-2 機関車編 川鉄千葉 NUS7等 川崎25t
 

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2017年4月10日 (月)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 14

川崎25t Cタンク、動輪の加工に当たり、位相合わせ治具を作ります。

今まで色々と作りましたが、ベアリング用で作ってみます。

私はまず図面からです。
Photo
左は組立図、右は部品です。
クランクピン治具はφ2.0を使います。

明日から作り始めようかな。

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2017年4月 8日 (土)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 13

川崎25t Cタンク、目の調子がいまいちだってこともありましたが、いろいろと用事があって、長く中断していましたが、久しぶりに再開です。

台枠の基本的な部分が出来ましたので、動輪とギヤーボックスの設計です。

エコー製の動輪及びギヤーボックスを使われる方はもうしばらくお待ちください。

私のギヤーシステムは、クラッチを組み込み、車軸には軸箱としてボールベアリングを使用します。

では、ギヤーボックスを見て頂きましょう。

組立図です。数字だけの引き出し線は、だるまやのモジュール0.25のギヤーの歯数です。
C
動輪中心からモーターまでの寸法が合えば何にでも使えます。ただし、動輪のギヤーが小さいため動輪直径が大きいものはトルクのロスが増える可能性があります。

部品、ギヤーボックス主要部とその部品です。
中央は箱本体の組立、上下に部品を書きました。
C_1
その他の部品と動輪です。
C_2
上左はギヤーボックス後部に付く回り止め。
上中央はギヤーカバー、動輪の固定も兼ねています、その右は部品です。
中段左はクラッチの作動部、振り子ギヤーの組立で、その右は構成部品です。
右端は形がややこしいので2種類の書き方をしました。部品は1個です。
左下はウォームホイールです。段付きの軸に半田付けします。
下段中央および右は動輪です。主動輪は中央に27枚のギヤーを固定し、ベアリングはメーカーによって型番が違いますが、内径3.0外径6.0厚さ2.0の開放型のフランジ無しのタイプです。
ベアリングは主動輪は4個、その他の動輪は2個使用し、ベアリングは固定せず、軸上で左右に滑る程度に軸を仕上げます。

次回から動輪の加工を始めます。

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 12
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一枚の図面から 49-1 機関車編 川鉄千葉 NUS7等 川崎25t
一枚の図面から 49-2 機関車編 川鉄千葉 NUS7等 川崎25t

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2016年12月26日 (月)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 12

川崎のCタンク、台枠を組み立てました。

写真は完成状態だけです。
Img_2468

Img_2469

Img_2470_2

手前の短いのが川鉄7号、奥の長いのが1‐C‐1の自由形、明石鉄道11号です。

端バリは床板と同時に組み立てるのでまだです。

床板の図面はこれからなので、ちょっと図面を書きます。


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2016年12月21日 (水)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 11

川崎のCタンク、大分間隔が空きましたが・・・
久々の工作は、1-C-1の台枠部品です。

ケガキ
1612181

切り抜き
1612182
左の小さいのはt0.8、他はt1.0です。

旋盤作業、この工作で初ですねぇ
1612191
左のは別の物です。

組立
1612201
以前に切り出したCタンク用も含めて。
配線以外で、久しぶりに半田付けです。
奥がCタンク、手前は1-C-1です。

今回はここまで。

次回は台枠の組立です。

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2016年10月 6日 (木)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 10

川崎25tCタンク、台枠側板の仕上げです。

前回切り抜いた軸箱を仕上げます。
  C型の場合は、第2動輪を基準にします。
第2動輪から前後の軸穴までの寸法を測り、マイナスになっていないことを確認します。
  その後、第2動輪の軸箱の幅を6mm(エコー動輪の場合は4mm)に仕上げ、軸箱(またはベアリング)がスムーズに上下するようにします。
 
仕上げた軸箱の面から第1、第3動輪を仕上げますが、この寸法が、蒸気機関車では非常に重要になります。
  通常、私はフライス盤でやってしまうことが多いのですが、今回は昔ながらの方法で仕上げます。
 
  まず、デジタルノギスで、軸箱間の距離を測ります。
1610022_2
 
1610023
写真は仕上げ後の寸法で、軸距離に軸箱の幅をプラスとマイナスした寸法に仕上げます。
写真では20.40の所が20.41になっていますが、軸箱が動くための遊び分ですが、仕上げは寸法きっちりで仕上げて、軸箱を入れて、ほんの僅か削って動くようにします。
 
作業はこんな感じ。
1610021
 
後部も仕上げて
1610024
 
1610025
 
軸箱が動けばオーケー
1610026
 
後は、台枠後部にリベットを打ちます。
普通は植え込みで良いと思いますが、今回私は以前に作ったリベット打ち出し機を使いました。
1610027
 
例によってポンチを回転させながら打ち出します。
そのため、裏面は周りが盛り上がります
1610028
 
2両分、4枚を仕上げて終了。
1610029
 
これまで作った分を並べてみます。
16100210
右がCタンク、左が1-C-1です。
今回はここまでです。
 
 

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2016年10月 2日 (日)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 9

永らく更新していませんでしたが、訳があります。
 
  実は、友人がブログで始めた「京阪神の計画線・未成線」のコンペに資料を送った関係で抜けられなくなって、私もエントリーすることになってしまいました。
 
  私のエントリーは、明治44年に計画された「明石鉄道」明石-三木間を結ぶ鉄道として計画されましたが、実現に至らなかった鉄道です。
  その11号として昭和12年に川崎車両に発注した機関車という設定です。
そう、今進行中の25t機関車の最初の機関車と同じ頃。
  この25t機関車を元に地方鉄道向けとした機関車を考えました。
  ボイラは同等の物で、先従輪を追加して1-C-1とし、高速性を高めるため動輪を少し大きくしました。
 
こんな機関車になりました。
113508
  動輪は手持ちのφ12.6を使用します、そのため軸距離が14.4から16.0に伸びましたが、それに伴い、動輪周りの細かい部分にかなりの変更が出てきました。
  軸距離が伸びたことにより、シリンダが前に出て、それに伴いボイラが前に移動してキャブが広くなりました。
  従台車が付いたことにより、後ろに余裕が出てきたので石炭庫を大きくしました。
  全体にゆったりとした感じになって、大分イメージが変わったと思います。
再度タンク前方のスロープはなくなるかもしれません。
 
  こいつの模型化と、細かい部品の設計で、ものすごく時間がとられてしまいました。
  この図面はだいぶ前に出来ていたんですが、 友人のブログの「京阪神の計画線・未成線」のコンペで発表してから出そうと思っていたので、今頃になってしまいました。
あっ、上のリンクは見ない方が良いですよ、かなりふざけた世界なので・・・
 
さて、工作の方です。
と、その前に、
台枠の側板の図面に変更です
25_2al
赤文字が変更で、モーションプレートのねじが締められないので、ドライバーを通す穴の追加と寸法追加です。
 
台枠の側板の切り出しです。
 
ケガキ
1609281
1-C-1も同時に進めます。ただし、切り始めて大きな間違いに気が付きます。
 
穴あけ
1609301
 
1609302
ケガキ線が汚いですが、本当は淡いんです・・・ ちょっとノギスが滑ってしまって。
 
切断開始
1610011
切り始めて・・・この方向だと、軸箱とシリンダの切り欠きは、全体の切り離し後に切るしかないことが判明!
長い直線に惑わされてしまった。皆さんは、台枠の下側を手前にケガいて下さいね。
 
切り離し終了
1610012
 
軸箱とシリンダの切り欠き終了
1610013
軸箱の穴は、小さめに切って、まだ仕上げません。
 
実際はもっと先まで工程が進んでるんですが、今回はここまでとします。
 
 

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2016年9月20日 (火)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 8

しばらく間が開きました。
夏は毎年夏バテで体調が良くなく、気力も減退します。
そのためという訳でもないのですが、工作は少しです。
 
0.8mmの板から、床板のベースを作ります。
 
ケガキ
1609151
 
タップ立て
1609152
私の場合、いつもはハンドドリルを水平に固定して、板をぶら下げると勝手に垂直になるので昔からこれなんですあまり一般的ではないので、初公開です。
 
皿モミ
1609153
1.4の皿ネジは1.4の穴あけ後、頭の外径が2mmなので、タップと同様の方法でドリルで途中まで穴を広げます。油断すると貫通してしまうので、穴の先に指を当てて、指に触るドリル先端の感じで止めます。
 
皿モミ仕上がり
1609154
 
穴あけ終わり
1609155
 
外周を仕上げて、終了です。
1609161
ん?2枚?
その答えは次回。今回の更新が遅れた理由です。
 
 
 

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2016年8月30日 (火)

蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 7

  川崎25t Cタンク、なかなか工作をする時間がありませんが、どんどん進んでいる人のため、台枠側板の図面を発表します。
25_2l_2
  図の上側はエコー製動輪とギヤボックスを使う場合。
  図の下側は私の標準、3X6のベアリングを使う場合です。
  左右の板はほとんど同じですが、一番後ろの1.5mmの穴(蒸気ブレーキシリンダ用)が右側のみとなっていますのでご注意ください。
 
  軸箱の穴は、小さめに切り抜いて、軸距離ができるだけ寸法通りにして、軸箱(ベアリング)がスムーズに上下するようにしてください。
  最終的にはロッドとの調整になりますので、この時点では寸法にそれほど神経質になる必要はありません。
  私の工作は進んでいないので工作写真はありませんが、これまでの説明でどんどん進めることができると思います。
 
ここで、この機関車で使用する部品をリストアップします。
1l
2l
  私が持っているか、私が分かる範囲での市販パーツをリストアップしました。
重要度の列は、数字が若いほど重要度が高く、低いものは省略や自作によっても良いと思う物です。
  重要物はともかく、ディテール関係は、各自の好みや解釈によってご自分で判断願います。
  一部部品で実物と形状が異なる物もありますので、使用するかどうか判断願います。
  現在ほとんどの品物が入手出来るエコー製をメインで選んでいますが、手持ちや、模型店の在庫状況により、別メーカーの物も各自のご判断によって入手してください。
  モーターはマシマMHK1020Sで設計しましたが、私流で、トルクにそれほど余裕がある訳ではありませんが、強力な別の物を使用する場合など、適当に判断していただくのも良いかと思います。
  ボールベアリングは内径2、外径6、厚さ2で、シールドもツバも無い最も安価な物で、このタイプの物であれば何でも結構ですが、寸法は必ず守ってください。
  材料は基本的な物で、今後他にも出るかもしれません。
  ランニングボードの網目板はエコーのスケール網目板がお勧めですが、t0.3までで菱目の物ならなんでも結構です。
  一番最後の「ガラスユニバーサル基板」はt0.3で非常に便利で、私は最近よく使います。
秋月電子は秋葉原に店がありますが。通販で気軽に購入できます。
通常の分厚いプリント基板でも使用可能です。
 
  これらについてのご質問は右側のメールのアイコンから、メールアドレスをご記入の上、連絡願います。
図面はまだまだ進めていますが、先ほど一か所間違いを見付けました。
蒸気機関車を作ろう。川崎25t Cタンクを作る 4に載せた「台枠部品 1」です。
25_1_l
これの左上、「シリンダ取付板」の幅は12mmでしたが、13mmに変更します。
もう作られていた方、ごめんなさい。
 
 

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