内燃機関車

2017年9月12日 (火)

別府鉄道の新たな論文

  1. 大阪市立大学の坂上茂樹教授が「別府鉄道資料から観た非電化地方鉄道におけるディーゼル車両検修実態 」という論文を発表されました。
    個々の車両のエンジン等の実態について、非常に詳しく調べ上げて、驚きの内容の論文となっています。
    http://dlisv03.media.osaka-cu.ac.jp/il/meta_pub/bresult
    または
    http://jairo.nii.ac.jp/0150/00032202
    からダウンロードできますので是非ご覧ください。

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2015年12月 8日 (火)

貨物鉄道博物館に行ってきました 1

9850の途中ですが、6日に貨物鉄道博物館に行ってきましたので、報告です。

毎月第一日曜(1月は第二)に開館しますので、友人とともに行ってきました。
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開館日以外は本館のシャッターが閉まっていて、ボランティアの方々は居られませんが、保存車両達は見ることができるそうです。

本館左側には東武鉄道の39号を先頭に4両の貨車が連結されていて、本当にいい感じです、総勢16両に及ぶ保存車両の内、一部を紹介します。

東武鉄道B4形39号、1906年英国シャープスチュワート製の軸配置4-4-0のテンダ機関車です。
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非常に保存状態も良く、英国型4-4-0の魅力あふれる機関車です。
山本茂三氏が1966年に撮影されたもの、館林機関庫です。
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もう一枚、平野和幸氏の写真
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いいですねぇ。

機関車はもう一両、巴川製紙所のDB101、東海道本線の用宗駅からの専用線で活躍していたそうです。
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協三工業1957年製の10t機関車です。好ましい形態のDBですね。

機関車ついでに・・・

三岐鉄道終点の西藤原駅に保存のE102号も見てきました。
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元々三岐鉄道が開業時の1931年に汽車会社で製造された機関車で、所謂筑波型の最終期の機関車です。
国鉄では大正時代には一般的なタンク機関車は作られませんでしたが、もし作られていれば、このような形態になるのではないかと思われるような形態です。
私は筑波型は初期の3個ドームの物が好きでしたが、現物を見て2個ドームの後期タイプも好きになってしまいました。
一般的な筑波型はサイドタンクのリベットは皿リベットを使用して、頭が見えませんが、この機関車は丸リベットを使用しています。
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真横から、非常にバランスの良い機関車ですねぇ。

三岐鉄道で現役当時、金田茂裕氏1950年富田での撮影です。
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次回はいよいよ貨車の紹介です。

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2015年7月26日 (日)

白馬へ行ってきました

ちょっと休みが取れましたので、いつも仲良くしてもらってる仲間と、白馬の「どぶちゅー」さんのお宅へ行ってきました。

毎度おなじみですが・・・
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高原の木陰、最高の避暑ですねぇ。

今回は、軽井沢と横川へ行ってきました。
軽井沢の10000(EC40)
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すぐ横が線路なので、これより横へは行けませんでした。
軽井沢のホームからなら撮れそうですが、今回は行きませんでした。

集電部の拡大
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集電器受けは木材で絶縁しています。
第三軌条は木のカバーが付けられていません、特殊なレールですね。
第三軌条の先端部
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第三軌条の受け
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この機関車は以前のブログも参照ください。

横川の「碓氷峠鉄道文化むら」も行きましたが、非常に暑くてあまり写真を撮れませんでした。

入ってすぐのラックレールの展示
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ラックの受けは本来枕木ごとに付きます。枕木は鉄枕木。

エントランス部
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受けには板バネが付いています。
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第三軌条
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ED42は暑い室内だったのであきらめて、他の見たかった車両を見に行きます。

DD53、DD51ベースの大型ロータリーです。
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新幹線の911に通ずるデザインですね。結構好きな機関車ですが、初めて見ました。

その横のソ300
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橋梁用の大型操重車です。格好えーなぁー、部分写真も多く撮りましたが、上からも見てみたいなぁ。

EF59
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EF53改造車、瀬野で見て以来本当に久しぶりの再会です。

スニ30
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窓の高さが低い初期型ですね。幕板が広いですねぇ。

ここまで見たところで暑さのためギブアップ。

 

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2015年6月 6日 (土)

一冊の本 川崎車両のカタログ 5

川崎車両のカタログ、内燃、蓄電池機関車、国鉄の客車です。

国鉄DB10と、鉄道省6t蓄電池機関車です。
DB10は昭和7年製です、反対側のボンネットはラジエータなしです。
蓄電池機関車は、国鉄工場内用。
昭和7年製ですが、近年の物と見た目はさほど変わりませんね。
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八幡製鉄所D200、昭和6年製150馬力ディーゼル機関車
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こういうジャック軸付の機関車好きです。

帝室林野局4tガソリン機関車、昭和6年製、木曽森林鉄道向け。
2.5t積ガソリンモーターカー、昭和50年代までよく見かけましたね。
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次は客車です。

大型客車ナハ24547、この当時の形式はナハ24400ですが、昭和3年に形式ナハ22000になったので番号が変わります。
ナハフ25925、これも同類の客車ですが、形式ナハフ25500は昭和3年も変わらりませんでした、初期のタイプです。
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ナロ31766、表記はホロになっていますが、国鉄正式には「ナロ」です。上記と同様大型客車で、形式はナロ21700です、両数が増えたため、21850と言う形式があるので、21811の次は31700の番号になり31894まで行きました。このように番号がややこしくなったため、昭和3年の改番で、木造客車は20000代まで、鋼製客車は30000以降と変わりました。その改番でナロ20850形に変わりました。
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ホユニ27620、実際の登場は「オユニ27620」となったようです。この形式のトップナンバーです。郵便車の帯が目立って綺麗ですねぇ。
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ここから鋼製客車です。
オハ44401、昭和3年にオハ32000、昭和16年にオハ31と形式が変わった、国鉄の最初の鋼製客車のグループの三等車の2両目ですね。当時はひずみ取りが出来なかったのか、結構ベコついていますね。端バリの太いホースは、真空ブレーキの貫通ホースです。
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オロ41701、上記と同類の2等車です。
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マロネフ37553
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今回は以上です。

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2015年5月19日 (火)

加悦SL広場へ行ってきました 6

加悦SL広場のディーゼル機関車の続きです。

DC351は南部鉄道から来た機関車で、
1956年汽車会社製の一連のディーゼル機関車の特徴を有しており、
1エンジンでは大型の300馬力、当時としては大型のディーゼル機関車です。
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外側台枠のロッド伝動式の機関車です。
大型スノープロウの上下装置は南部鉄道からの物と思われます。
現在ヘッドライトが外されていますね。
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汽車会社標準型ディーゼル機関車の特徴がよく表れていますが、他のに比べて、たった1両だけの大型機です。

次はカトーくんと呼ばれている加藤製作所製の機関車です。
2002年の撮影
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今回撮影
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元、西岡山貨物駅で日本専売公社の専用線で働いていた機関車で、1953年加藤製作所製です。
この機関車は西岡山で廃車後、国道2号線岡山の東部のジーンズショップに長らく展示(放置)されていました。
その当時の写真
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他に何枚も撮ってるんですが、最後のネガのみスキャンしてるので、そのうちからましな物、ぶら下がってるメジャーは1mです。

現在、他に除雪用に使われていたTMC100と言う富士重工製の保線機械がありますが、近年撮影していません。
また、鉄道当時はDD352と言う大型の機関車も居ましたが、廃止時に売却されて現在は保存されていません。

それらの機関車の写真はデジカメ以前に多く撮っているのですが、最近は多忙で自分のネガをスキャンする時間がありませんので、いずれ時間ができた時に改めて細かく紹介しようと思います。

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2015年5月13日 (水)

加悦SL広場へ行ってきました 5

加悦SL広場のディーゼル機関車です。

加悦のディーゼル機関車は5両あり、DB202が日本冶金川崎から来た以外は加悦鉄道由来です。

DB201
昭和28年、森製作所製の10tディーゼル機関車です。
1977年撮影
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1981年
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今回
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油引きされててすごく綺麗。

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次はDB202
昭和38年、日立製作所製、日本冶金の機関車
2001年4月8日
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2002年9月15日色が変わった!
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今回撮影、色が戻っている
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日本冶金川崎工場は昔、工事で数か月滞在したことがありますが、時すでに遅く、線路をめくっているところでした。

残りは次回

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2015年4月 2日 (木)

一冊の本 鉄道に関わる論文

一冊の本、今回は趣味の範囲を超えた技術論文の世界です。

元々、私のように浅学菲才で愚鈍な輩にとって、学問に通じる論文という物は、ほとんど縁のない存在なのですが、
私のような者に紹介してくださる方が居られまして、大阪市立大学教授の坂上茂樹氏とお付き合いをさせていただく光栄に浴する関係となりました。

氏の多くの著書や論文には鉄道に関係するものも少なくなく、技術を専門的に研究される方や該当する事例について探求したい方の欲求に十分に応えられるものと思います。

まず、市販の刊行物から。
絶版の物もあるようですが、入手可能なもの。

ある鉄道事故の構図-昭和15年安治川口事故の教訓は生かされたか
    2005年刊行、西成線安治川口駅でキハ42000が転轍機途中転換で
    脱線横転横転した事故についての考察とその後の対策の検証。

鉄道車輌工業と自動車工業 (近代日本の社会と交通)
    2005年刊行

舶用蒸気タービン百年の航跡
    2002年刊行、日本と世界の蒸気タービンについて
    非常に詳しく研究しています。

次は、大阪市立大学の論文です。
以下は、大阪市立大学学術機関リポジトリで、「坂上 茂樹」で検索するとリストアップされます。各論文を選んで「本文(PDF)」横のアイコンで「対象をファイルに保存」でダウンロードできます。

この中から、鉄道に関するものと、航空機等の内燃機関に関する論文は以下のようなものがあります。
1、C53型蒸気機関車試論〔訂正版〕
      私が最初に坂上教授の論文に接した物です。
      名機と呼ばれるC53について、
      その実態を技術面から徹底的に研究した論文、
      海外の3気筒機関車との比較や構造、動作面からの細かい検証
      目から鱗が落ちますよ。

2、鉄道車輌用ころがり軸受と台車の戦前・戦後史
       鉄道車両用ころがり軸受の黎明期から戦後の発展期までの、
       産業、構造等の発展を追って非常に詳しく掘り下げた労作です。

3、国鉄湘南型電車の台車ならびに車軸軸受について
       2項の続編ともいえるもので、80系電車の各台車の構造説明と
       軸受周りの検証。

4、途中転轍事故とデテクタバー : 線路の側から見た安治川口事故の要因に関する一試論
      上記刊行物の安治川事故の線路側から見た原因究明。

直接鉄道に関わるものはこれくらいでしょうか、他にエンジン関係等多くの論文がありますので列挙します。(順不同)
1、三菱航空発動機技術史 : ルノーから三連星まで
2、三菱内燃機・三菱航空機のV及びW型ガソリン航空発動機
3、日本内燃機 “くろがね” 軍用車両史
4、陸軍車両用池貝渦流室式高速ディーゼル機関について
5、Rolls Royce 初代 Eagle 航空発動機について : その戦後改良に見
  る動力技術進歩の内部構造
6、スミスモーター再論 : わが国におけるモータリゼーションの忘れら
  れた原点を顧て
7、戦前・戦時期の国産中・大型自動車用機関について
8、三井鉱山 三池ならびに田川瓦斯発電所について   

大阪市立大学学術機関リポジトリには、他にも多くの論文があります。  

坂上茂樹教授関係の論文の紹介は以上ですが、

鉄道研究に興味がある方は、青木栄一氏、堤一郎氏等の論文ぜひお勧めします。
ダウンロードできるものがありますので、検索してみてください。

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2014年11月27日 (木)

別府鉄道 13-4 DC301 ディーゼル機関車 4

別府鉄道DC301の最後はエンジン関係と付属品の図面です。

最初はエンジンです。三菱のDE型のシリーズです。
Dc301_de_a3l_300bwl_2
そして、エンジン取付。
Dc301_d21749_a2_300bwl_4
電灯等、付属装置
Dc301_d21840_a0_200bwl

最後は、細かい銅管の給油装置
Dc301_d21770_a2_300bwl

DC301の図面は以上です。

次回はオハ32000の工作に戻ろうかな。



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2014年11月25日 (火)

別府鉄道 13-3 DC301 ディーゼル機関車 3

別府鉄道DC301、今回は下周りです。

図面が多くて修正に時間が掛かってしまいました。

最初はやはり台枠。
Dc301_d21700_a1_300bwl

動輪
Dc301_d21674_123_a3_600bwl

駆動輪の図面は見当たらないので、ロッドです。
主連結棒。
Dc301_d21667_a3_600bwl
第1連結棒。
Dc301_d21669_1_a3_600bwl

第2連結棒
Dc301_d21671_2_a3_600bwl_2
次はバネ装置組立。
Dc301_d21651_a2_300bwl

担バネ。
Dc301_d21652_a3_600bwl
ブレーキ装置。
Dc301_d21680_a1_300bwl
最後は砂マキ装置です。
Dc301_d21659_a2_300bwl
次回は、エンジン関係と付属装置で終わりです。



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2014年11月22日 (土)

別府鉄道 13-2 DC301 ディーゼル機関車 2

別府鉄道DC301、今回から詳細図です。

今回は上周り。

運転室組立。
Dc301_d21750_a1_300bwl

機関室。
Dc301_d21658_a1_300bwl
冷却装置組立、ディーゼル機関車の顔ですね。
Dc301_d21760_a1_300bwl
最後は運転装置です。
Dc301_d21810_a1_300bwl
次回は下周りです。

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