« 2020年7月 | トップページ | 2021年2月 »

2020年12月

2020年12月14日 (月)

LazyJackのTR34(13mmゲージ)を購入しました。

TR34台車はTR23を基に戦後のベアリング工業の保全を期して、軸箱をローラーベアリングに変更したものですがTR23から全体的に変更が行われています。

LazyJackのオハ35と同時に発売されたTR34(13mmゲージ)を購入しました。

Rimg000001l_20201214142401

例によってそっけない箱ですね。

全部品
Rimg0030l

1両分の2台セットで、揺れ枕揺動、軸バネ可動です、枕バネはロストワックス一体物なので撓みません。
左のエッチング板は3枚、ロストワックスパーツとスポーク車輪及びセンターピンセットで構成されています。

1/80での究極の模型を目指して作ったので必然的に13mmになりますね。
例によって部品点数を数えたところ、エッチング板は120点、ロストワックスパーツは40点、車輪その他は20点で、径80点になります。

一般的な台車が2台分で10点+センターピンだと思うと異次元の物だと思います。

では各部品のアップ

台車外枠
Rimg0031l
写真下側が外側、上側が内側で、ディテールは同等で、間違えそうですね。
軸箱上部のバネ帽にコイルバネが入ります。

上揺れ枕と台車横ハリ
Rimg0033l 

枕バネと揺れ枕釣り
Rimg0032l

ブレーキシューと軸箱
Rimg0034l

車輪とセンターピン
Rimg0035l
センターピンは普通のねじ止め式のほかに・・・
銅色のもの、車体の上から銅色のピンを差して・・・そう、台車には差し込むだけ。
車体を持ち上げると台車が線路に残ったまま・・・
ええ!って思うかもしれませんが、実物はそういう風に出来ているんですよ。
実物は台車が非常に重く、脱線した時に台車が車体についたまま持ち上げられたら台枠が変形してしまい、車体の修繕が不可能になってしまいますが、それを防ぐための構造だと思います。

最後に説明書
20201211215624781_0001
例によってこれを読解するのにはある程度の知識が必要になりそうですね。

16番ゲージャーの私が欲しくなった製品、実物の構造を理解するのに良いかもしれませんね。

これを書いていて、オハ35とTR34の実物の図面を公開しようかという気になってきました。

| | コメント (6)

2020年12月13日 (日)

LazyJackのオハ35を購入しました。

以前このページで紹介させていただいた「LazyJackの新製品」を購入しました。

初回生産は直ぐに売り切れたそうで、今回は第二回生産分です。

Rimg0022l_20201213151601

私が買ったのは原形のオハ35です。
そっけない箱ですねぇ、価格は税別で35,000円、床下機器が入っていて、台車や室内は別途購入が必要です。

出来上がりは前回の記事を見てもらうとして、キットの内容を紹介しようと思います。

全体
Rimg0023l
曲げ済みの車体と多くのエッチング板、ロストワックス、ホワイトメタル等の部品で構成されています。

車体
Rimg0024l
よく見ると鋼板屋根独特のカーリン部の屋根板の微妙なひずみが表現されています。
これには曲げも含めて何度も試作を重ねたそうですが、前回の写真でご覧のように程よく表現されています。
車体内側は企業秘密ですよ。
屋根先に見える部分は端部の補強で、実際の屋根先はロストワックスパーツです。

ロストワックス及びホワイトメタル等の部品
Rimg0025l

エッチング板、。大小20枚以上の板と、単品数個あります。
Rimg0027l

この製品の特長は多すぎて書けませんが、ある程度以上の工作経験と腕を持った人が対象という事。
ですから、当然持っているはずの線材などは入っていません、また説明書は全部品を網羅していないので読解するのには経験と知識が必要です。
台枠の完璧な再現と、その上の根太、これの存在を知らない人は多いかと思いますが、要するに床板の骨組で、台枠と床板の間にあります。
椅子以外の内装も作りこめられ、状差しのような細かい部分も2重に組み立てるようになっています。
そして、配管の管押さえや水タンクの部品まで付ける徹底したディテール、たぶん作るのが苦痛になるくらいの部品点数です。
実物の構造を再現しているので、模型を作ると実物の構造が理解できますよ。

説明書は8ページにわたりますが、とても全部の説明をすることは無く、「このキットを作るなら、これくらい書かなくてもわかるだろう」と言う感じですが、実際のところ全部の部品を説明したら数十ページになるでしょうね。

20201211215624781_0002

全部品表
20201211215624781_0003

昨晩、これを拡大コピーして数を数えてやろうと思ったんですが、細かすぎて分からないので結局実物を数えました。
で、集計したところ、大は車体から小のラッチの取っ手まで、部品数はエッチング部品が885点、ロストワックス部品88点、ホワイトメタル部品12点、その他8点となり、全部で973点となりました(多少の誤差はあるかも)。
細かい部品はスペアパーツがあるので、実際は少し少ないようです。
LazyJack氏に冗談で「1000点くらいあるんちゃう?」なんて言ってたのですが、冗談ではなくなりました。
私が買ったのは原形のオハですが、部品の多いオハフなら1000点を超えている可能性大ですね。

まぁ、ここまで来るのに15年掛かったと言うのが本当に実感できる製品で、現役当時の実物の何度にもわたる取材と明細図の解読、巧みな構成を導き出す努力、実物に徹底的にこだわった鉄道模型の製品の一つの終着点ともいえるものと感じます。

昔、カツミがスーパーシュパーブラインシリーズとして究極ともいえるC51を世に放ちましたが、某誌の理解のない批判等でその後の形式は普通の物になってしまったと言う例があります、その究極のC51こそ、この客車を牽引すべき機関車だと言えます。

車体がこう言うレベルで台車が普通では面白くないという事で、LazyJackでは、これまた究極のTR34をリリースしました。
ただしスケールにこだわるので16番ではなく13mmゲージです。
これの紹介は次回としましょう。

| | コメント (0)

2020年12月 7日 (月)

鈴木充さんの新刊「マヤ43を探る」

鈴木充さんが、セキ1、ワム3500に続く「探る」シリーズ第3弾として「マヤ43を探る」をリリースしました。
マイネ41からマヤ43まで、例によって詳細な解説と図解及び図面で非常に詳しく研究したものになっています。
特に模型を作る人には床下の詳細な写真が素晴らしいですよ。
早々に売り切れになると思いますので、お早めのご注文よろしく!
「客貨車区当直日誌」と言うブログから注文ページへ飛べます。
20201206-210212 

| | コメント (0)

« 2020年7月 | トップページ | 2021年2月 »