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2018年5月26日 (土)

一枚の図面から 50-7 機関車編 9600 9658-19682,29638-29652.

  9600、今回からは本格的に大量に量産が始まったグループ9658~19682と少し飛んで29638~29652のグループを見ていきましょう。
製造は大正4年から7年で、15両の小倉工場を除き全部川崎造船製です。
 
先ずは組立図
9600_001
  一見前回のグループと似ていますが、外観上の大きな変更点、運転室をご覧ください、
後ろの妻板が平面で斜めになっているのがお判りでしょうか。
運転室は一旦最初のグループから大幅に縮小されましたが、すこし小さくしすぎたようで、今回のグループからは側板はそのままで後ろの妻板を斜めにして後部に広げた格好です。
  側板を延長しなかったのは、設計上の最急カーブで炭水車の側板前端との間隔に余裕がなかったせいで、機関車全長を切り詰めた影響が出ています。
後に空気ブレーキを装備した時にブレーキ弁のせいで狭くなって、運転室を後ろに延長しましたが、その時は機関車と炭水車の間の連結棒を延長して対処しました。
  番号が飛んでいる29638~29652は小倉工場製で、製造年はこのグループと同じです。
 
その運転室
9600_257_253_2
側窓は小窓が2つ、縁取りは直径38.1mmの半丸、屋根に断熱のための段差があります。
 
次はボイラ
9600_006_004
安全弁カバー等古い状態で書かれている部分もありますが、9688号以降の図です。
9658号から大煙管が21本から22本になり、過熱量が増大されました。
 
次は煙室
9600_009_007
9658号以降の図です。シリンダから排気のブラストノズルが改善されています。
 
蒸気ドーム
9600_016_014
図面は9698号以降です。
 
火室のクロスステー
9600_014_012
これのカバーが火室の横に出ていて目立ちますね。
 
久しぶりに再開したので、今回はこれ位にしておきます。

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コメント

空制化やその後の改造で、色んなのが有ると思ってましたが、新製時にもこんなにバリエーションが有るのは知りませんでした。
ボイラーの煙管数も違っているとは!

投稿: ひからび | 2018年5月29日 (火) 12時03分

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