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2018年1月30日 (火)

一枚の図面から 50-1 機関車編 9600 説明

このところ何かと忙しくて長らく滞りましたが、そろそろ再開いたします。

今回から久しぶりの「一枚の図面から」、今回は9600。

結構保存もされていて、有名な機関車ですが、末期の種々雑多な時期はいろいろと本にも写真等が出て人気ですが、それらの本を見ても、製造当時の姿は、数枚の同じ写真が載るばかりで、この機関車の製造時を詳しく書いた本はほとんど無いのが現状ですね。

SLブーム以降の9600は他の人に譲って、私が好きな製造時の紹介を分類を基本にまとめていこうと思います。

研究のよすがとしての基本的な資料は製造時の組立図をはじめとする図面と竣工写真ですが、9600は明細図集が、少なくとも4種類ありそうです。
私はそのうちの最も最初の物を除く3種類のコピーを所有しておりますが、最初の物は組立図と図面目録(目次に相当)のみを持っており、後期の2種類は目録がありません。

1501291_8

この目録には、図面が適用する機関車番号が書かれているので、図面と共に見れば、設計変更が行われた機関車番号が分かる訳です。

まず、最初の明細図の目録、9600~9657までの時期の物です。
410_1dh2_9600_001_stitch50
410_1dh2_9600_003_stitch50
この目録は3列になっていて、それぞれの列は、左から「項目」、「ページ」、「図面番号」、「図面名称」、「適用機関車番号」、「備考」となっています。

次の目録は、9618以降と思われますが、大体は9699までが適用範囲のようです。
9600_001_1
9600_002_2
次回から、これを元に図面を見ていこうと思います。

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コメント

大正期の図面は英語表記なんですね。

自分の仕事では何はともあれ発注後できるだけ早くGeneral Arrengement Drawingを提出させることが大きな責務でしょっちゅう、その言葉を使ってますが、日本語でそれは「組立図」というとは意外というか、ちょっと虚を突かれる思いがしました。でも言われてみれば確かにそうですね。

連載の進捗、とても楽しみです。

投稿: 道草人生 | 2018年1月31日 (水) 13時12分

道草人生様
最近の図面では普通は日本語なので、組立図とか総組立図とか呼びますが、今の鉄道車両ではまず書くことはないですねぇ。
英語表記では、一般的にGENERAL ARRANGEMENTか、
ERECTING CARDと呼ぶのが一般的ですね。

投稿: クラーケン | 2018年2月 1日 (木) 04時28分

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