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2016年5月13日 (金)

一冊の本 客貨車諸部名稱圖解 8

久々の客貨車諸部名稱圖解、今回からは貨車です。
図43 有蓋車、この本のグラビアにある物です。
1914_129_43

元々5~7トン積みですが、大正時代に増頓工事を施工されて10トン積に統一されて、形式も「ワ50000」から昭和3年に「ワ1」となって、戦後まで国鉄で走ってました。
貨物鉄道博物館で保存されています。
5490p1050341

図44 有蓋車部品
1914_133_44

各部品がどこに使用されているのか、探してみてください。
図45 無蓋車
1914_135_45_2

明治の標準的な無蓋車です。
有蓋車同様、大正時代に増頓工事を施工されて10トン積に統一されました。
増頓後も元の形式で、昭和3年に「ト1」(初代)となって、戦後まで国鉄で走ってました。
3_316
これも貨物鉄道博物館で保存されています。
246p1050534

図46 無蓋車部品
1914_137_46

図47 ボギー有蓋車
1914_139_47

北海道で使用されたものです。
これでしょうか
3_314_2
これかもしれません
3_315
北海道では線路の規格が低く、軸重の関係で初期からボギー車が発達しました。
図48 ボギー有蓋車の引戸
1914_141_48

図49 ボギー無蓋車
1914_143_49

これも北海道で使用されたものと思われますが、形式を特定できません。
図50 当時は材木車と呼ばれていました。
1914_145_50

ちょっと違っていますが、この辺りと思われます。
3_015
荷重10トン、「チ」ですねぇ、けど、昭和3年まで持たなかったようです。
図51 ボギータンク車
1914_147_51

これは日本の物ではないようです。
図52 ボギー無蓋車
1914_149_52

これも図49と同様、北海道で使用されたものと思われますが、形式を特定できません。

図53 側開き式石炭車
1914_152_53

これは日本の物ではないように思うんですが、真空ブレーキとバッファ、日本の物の可能性もあります。
図54 底開き式石炭車
1914_154_54

これは元九州鉄道の物です。
3_406
図55 ボギー石炭車
1914_156_55

これも日本の物ではないように思います。
今回はここまでとします。
一冊の本 客貨車諸部名稱圖解 7

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コメント

図51と図55はこれらをトレースしたのでは?
https://archive.org/stream/carbuildersdict00mast#page/n312/mode/1up
https://archive.org/stream/carbuildersdict00mast#page/n297/mode/1up

投稿: railtruck | 2016年5月14日 (土) 02時00分

おお!
ほんまですねぇ。
さすが!railtruckさん。

投稿: クラーケン | 2016年5月14日 (土) 02時05分

部品図面白いですね!

貨鉄博でワ5490等修復の際に製作した部品がありますが、参考になりますね!

投稿: 南野哲志 | 2016年5月16日 (月) 08時00分

南野様
昨年12月にはお世話になりました。
昭和に入ってからの貨車の図面はいろいろと持ってるんですが、それ以前となるとなかなか無いですねぇ。
目にする限りの古い貨車の部分写真を撮りましたが、もうほとんどはこの世に居りません。
そういうのも少しづつ発表していこうと思っております。

投稿: クラーケン | 2016年5月16日 (月) 19時02分

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