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2015年12月 4日 (金)

一枚の図面から 46 機関車編 9850-1

いよいよマレー式テンダ機関車の最後、9850です。

この機関車は1912年と13年、ドイツのヘンシェル社で12両製造されました。

鉄道博物館にあるのでみなさんご存知ですね。
今はさほど感じませんが、神田の交通博物館当時の展示はすごい迫力で、こんな凄い機関車を明治時代末期に作ってたのかと感動したものです。

現在の保存の状態はいつでも見ることができるので、ここでは、図面と昔の写真を紹介していこうと思います。

この機関車の図面は、鉄道史料107号に多くの部分図面が記載されていますので、ここでは鉄道史料に敬意を払って、掲載されていない図面を紹介していこうと思います。

とはいえ、組立図くらいは載せましょうか。
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部分図は次回からとして、今回は写真を紹介しましょう。
先ずは竣工写真
116629855henchel_l

明るいグレー塗装だと思いますがどうでしょう、川崎造船で作った機関車の竣工写真も白っぽいので、ひょっとしてこの写真の影響かも・・・

珍しい走行写真があります。
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スノープロウが装着され、側開きの石炭車が連結されているので、北海道での写真ですね。

渡邊・岩崎コレクションから、山北です。
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116579850l_2

この機関車は箱根用に沼津に3両、9両が直江津に配置されました。
箱根はアメリカ製の機関車でほぼ足りてたようですね、1919年には半数が北海道の追分や岩見沢に配属されたようです。
鉄道博物館保存の9856のみ1924年に保存のために廃車され、その他は1930年に廃車されてしまいました。
北海道の廃車分の炭水車は水運車に改造されました。
その写真です。
1165711668985019350000l

昭和10年、手宮での写真です。

次回から部分図面です。

さくいん 1  国鉄
さくいん 2 私鉄、海外
さくいん 3 模型、その他

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コメント

北海道の走行写真は自連取付位置が低いので増高される1924年8月以前の撮影と思われます

投稿: たかひろ | 2015年12月 4日 (金) 07時42分

まいど
ヤッパリこれがええなーーー
設計してくれたらやるでーー

投稿: はた坊 | 2015年12月 4日 (金) 08時43分

たかひろ様、有難うございます。
そうですね、一番特徴的なことを見るのを忘れていました。
ついでに補足すると、次位のワフは28500か28800、後のワフ1か600でしょうね、その後ろの石炭車はオテセ11000の後期タイプ、後のセキ1です。

はた坊さん
これほど図面も多くて実物まである物って珍しいですねぇ。
けど、他のマレーの方が謎が多くて面白そうやなぁー
って天邪鬼?

投稿: クラーケン | 2015年12月 4日 (金) 09時17分

スノープラウ付き初めて見ました!超カッコイイです!

投稿: 新鶴の変態紳士 | 2015年12月 4日 (金) 21時26分

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