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2015年8月23日 (日)

一枚の写真・図面から 33 1900

BEYER PEACOCK、5500に続いて輸入されたのは、日本鉄道が1896年に6両購入した1900です。

官鉄が1880年に勾配線用に最初に増備した1800系列の強力なC型タンク機関車です。
1800系列では最終形になります。

日本鉄道では同年24両増備しましたが、5両は3年後岩越鉄道に譲渡されました。
両鉄道とも国有化されて全30両が形式1900となりました。

早速メーカー写真から
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非常に洗練された姿の良い機関車です。
1800に比べて煙室が延長されています。
サイドタンクのリベットが特徴的ですね。
細かいリベットは板の継ぎ目、裏に帯板で裏打ちしています。
荒いリベットは補強で、裏はアングルが背中合わせになっています。

組立図
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原型では真空ブレーキと手ブレーキを装備しています。
キャブ下の左右に砂箱があり、大きなブレーキシリンダが付けられなかったのか、シリンダ後ろに真空ブレーキシリンダを付けたため、シリンダ部に動作を反転させるリンクがあります。動輪のブレーキは後ろから締めるようになっていて、手ブレーキの引き棒は前へ長く伸びています。
構造的にも典型的なイギリスタイプですね。

この機関車の写真は、明治の機関車コレクションに載っているもの以外あまりありません。
岩越鉄道3号
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ボイラ上の大きな四角い箱は自己復旧用の道具箱でしょうか。

大正時代、磐城炭鉱専用線での1924号です。ホッパの写真も珍しいですね。
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1900は写真も少なく、これで終わりです。

 

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コメント

同じB2系でもPeacokが作るとDubsの1850とはかなり印象がちがいますね。リベット付きのサイドタンクでもまたKitsonの1800とも感じがちがうし、手持ちの1850の下回りパーツを使ってもう一両このクラスのCタンク作りたいです。

投稿: ゆうえん・こうじ | 2015年8月25日 (火) 22時15分

ゆうえん様
私もこの機関車のリベットが好きで、1850のキットを作るならサイドタンクにリベットを打って1900にしたいなぁと思いますね。

投稿: クラーケン | 2015年8月26日 (水) 01時51分

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