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2015年7月

2015年7月29日 (水)

気分転換 常総鉄道8,9号を元に台湾総督府鉄道400を作ろうかなぁ 5

上周りですが、写真を見ていると、台湾の400はキャブのコールバンカー背面等のリベットがないことが判明。
そうすると、エッチング板を使うとリベットを削る必要がありますね、それも面倒なのと、せっかくのエッチング板ももったいないので、結局車体も自作するのが良さそうです。

外観は実物図面から図面を起こした物を元に、ギヤーボックス等を考慮して作画しました。
基本的に0.4tの真鍮を使います。
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ボイラーバンドは、国鉄の機関車は幅50の物が多いのですが、この機関車は63.5mmのようです。1/80で0.8ですね、昔手に入れたt0.06x幅0.8の帯板があるので使えますね。
ドームや煙突は、ジャンク箱に近いのがありそう、サイドタンクも皿リベットで、リベットが見えないので作るのが楽ですねぇ。

みなさんいかがですか?

 

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2015年7月26日 (日)

白馬へ行ってきました

ちょっと休みが取れましたので、いつも仲良くしてもらってる仲間と、白馬の「どぶちゅー」さんのお宅へ行ってきました。

毎度おなじみですが・・・
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高原の木陰、最高の避暑ですねぇ。

今回は、軽井沢と横川へ行ってきました。
軽井沢の10000(EC40)
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すぐ横が線路なので、これより横へは行けませんでした。
軽井沢のホームからなら撮れそうですが、今回は行きませんでした。

集電部の拡大
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集電器受けは木材で絶縁しています。
第三軌条は木のカバーが付けられていません、特殊なレールですね。
第三軌条の先端部
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第三軌条の受け
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この機関車は以前のブログも参照ください。

横川の「碓氷峠鉄道文化むら」も行きましたが、非常に暑くてあまり写真を撮れませんでした。

入ってすぐのラックレールの展示
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ラックの受けは本来枕木ごとに付きます。枕木は鉄枕木。

エントランス部
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受けには板バネが付いています。
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第三軌条
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ED42は暑い室内だったのであきらめて、他の見たかった車両を見に行きます。

DD53、DD51ベースの大型ロータリーです。
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新幹線の911に通ずるデザインですね。結構好きな機関車ですが、初めて見ました。

その横のソ300
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橋梁用の大型操重車です。格好えーなぁー、部分写真も多く撮りましたが、上からも見てみたいなぁ。

EF59
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EF53改造車、瀬野で見て以来本当に久しぶりの再会です。

スニ30
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302l

窓の高さが低い初期型ですね。幕板が広いですねぇ。

ここまで見たところで暑さのためギブアップ。

 

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2015年7月22日 (水)

気分転換 常総鉄道8,9号を元に台湾総督府鉄道400を作ろうかなぁ 4

ギヤーボックス、私の標準はクラッチ付ですので、今回も振り子式のクラッチを付けます。

このクラッチは、もう40年近く前に考え出したものですが、非常に簡単で、別に珍しいものでもないように思います。
構造はこのようなものです。
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構造は私の標準で、ギヤーはだるまやのモジュール0.25、モーターはマシマ、今回は扁平の1620を使います。

だるまやのギヤーはヘリカルで、ウォームホイールを兼ねています。
歯数が偶数の物は右、奇数は左にねじれていますので、ヘリカル同士をつなぐときは偶数と奇数を組み合わせます。

今回はモータ側から、ウォーム、24枚、19枚、40枚(動輪)の順で、最終ギヤ比は1:40ですね。
クラッチは24枚の左右に19枚を配し、その2枚は振り子になって、モータの駆動力によって振り子が前後にスイングして動力を伝え、モータの駆動が無くなれば動輪の惰性と自重でギヤーが外れ、動輪はフリーになります。
ギヤー同士の距離は計算値があり、それを守らないと騒音の原因になったり、抵抗になったりしますので、適正な距離を保つ必要がありますが、この振り子は下部が車軸のベアリングの外径に当たることで適正な距離を保つようになっています。

各車軸はボールベアリングを使っていますので、走行中に電源を切れば自然な惰行となリます。もちろん電源を逆転すれば急ブレーキは可能ですが、下り勾配ではブレーキなしになりますので、勾配付のレイアウトには向きませんね。
私の所属するクラブのレイアウトは勾配なしなので問題なくスムーズに走行します。
DCCならブレーキを付けるのも面白いかもしれませんね。

基本的な設計はこれで終了。

現在、どぶちゅーさんのとこへ旅行中ですが、帰ってから作るかなぁ・・・・

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2015年7月19日 (日)

気分転換 常総鉄道8,9号を元に台湾総督府鉄道400を作ろうかなぁ 3

詳細の検討にかかります。
私のやり方は、従来の方々のやり方とはだいぶ違いますが、参考にでもなればと思いますので御笑覧下さい。
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フレームです。
上から、ランニングボード上板t0.3網目、ランニングボード下板t0.8、台枠組立、台枠、側枠は真鍮の0.5mm厚、間の上部にt1.0の板でコ形に組み立てます。
その前はシリンダ、前後板はt1.0、上部板はt2.0、これが台枠にはまります。
ランニングボード上板と下板は半田で一体化、下の台枠とは最終的に固定すると思いますが、今のところはねじ止めで組立に可能性もあります。
軸箱は6x3のベアリングを使います、台枠側板のベアリングが入る切欠き、第1と第2動輪は下部に三角の出っ張りがあって、ベアリングを下から支えます。

次はイコライザと先従台車。
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左上はイコライザ組立
その下が部品図ですが、一番下のコ形がベースでイコライザの回転中心です。
その上は板バネ、その上がイコライザ本体で、上部に板バネをネジ止めします。
左右で厚さが違いますが、このイコライザはベアリングを内側から押える役目もしていますが、第2動輪を0.5mm横動させるので、この部分の厚さが0.5mm違っています。

先従台車は基本同じ構造ですが、従台車はギヤボックスの動軸押さえのネジが従台車の中心ピンを兼ねているので高さと距離が違っています。
この回転中心のネジは柔らかいコイルバネを入れて安定させます。
もう一つのネジは台車を押えるバネの中心ピンで、図には書いてませんがハトメを介してコイルバネを入れます。
先従輪も動輪と同様軸バネはベアリングですが、友人からもらった2x4を使います。
軸受下部に落ち止めの出っ張りがありますが、車軸のベアリングを内側にずらした状態で車軸を所定の位置に入れてからベアリングを側へずらして軸受にはめ込みます。
その状態で上部に図面一番下のストッパを差し込んでネジ止めするとベアリングがずれなくなって固定されます。

次回はギヤボックスです。

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2015年7月16日 (木)

気分転換 常総鉄道8,9号を元に台湾総督府鉄道400を作ろうかなぁ 2

実物の概要が書けたので、模型化をしながら図面の検討を進めます。
他のCADは知りませんが、私が使っているのは、同じ図を違うスケールで使えるので、実物の図をそのまま1/80に見立てることができるので、完全な1/80を参照しながら模型化の線を重ねて寸法も記入して、各部を考えます。

400l
先ず、使う部品から。
動輪はφ15.55ですので、手持ちからφ15.5mmを使います。
モーターはマシマの1620扁平を使います。
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動輪はどこかの輸出用、タイヤ厚2.4、クランクピンM1.4、クランク半径3.5mmでほぼスケールです、バランスウェイトが少し湾曲しているのですが我慢して、車体幅が厳しくないので、動輪はそのまま使おうと思います。
この動輪、4軸あるので1軸余りますが、シングルドライバーの鮮鉄ジハ(蒸気動車)でも作りませんか?
この機関車の動輪ピッチは1905mm、1/80で23.81ですが、この寸法、C51からC62に至る大型旅客用機関車のピッチは1900mm、1/80で23.75mmですが、これを模型メーカーは24mmとして製品化しています。これを使わない手はないので、手持ちのニワ製のサイドロッドを加工して使おうと思います。

それを図面に赤線で書き、模型化を進めます。
平面に第1、第3動輪中心を通るR600とR750を書いて、第2動輪がどの程度横動するかと、先従輪の回転と回転中心を確認します。

第2動輪を0.5mm横動させようと思うので、駆動は第3動輪が楽ですね、モーターは必然的に前向きになります。この形にすると、1-C-1の場合前後の重量バランスが良くなるように思います。
先台車とシリンダの関係、問題なし、動輪の厚さ2.4mmなので、幅をきっちり作ればシリンダ中心距離24mmを確保しようと思います。
それで行くと、ランニングボードの幅をスケールの33mmとしてもシリンダ外側とランニングボードとの段差を1mm確保できます。

ここで件のエッチング板を検証します。図面の寸法のちょっと大きい文字がエッチング板の寸法です。
ランニングボードは幅35mm、スケール派33mm。これは網目板だけなので、新製しても問題なしです。
キャブの幅は、妻板で31.6mm、スケールは29.4mm、縁にリベットがあるので、幅を詰める場合は中央になりますね。
エッチング板の設計者に敬意を払ってそのまま作るのも良いかと思いますが、そのまま作った人は何人も居るかもしれませんので、私はあくまでスケールにこだわろうかと思います。

3点支持は、第1第2動輪を左右2点、第3動輪は中央1点。

イコライザの詳細とギヤボックスは次回ですね。

気分転換に始めた図面ですが、なんか作りたくなってきました。

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2015年7月13日 (月)

気分転換 常総鉄道8,9号を元に台湾総督府鉄道400を作ろうかなぁ

結構な期間多忙が続いていましたが一段落したので、ちょっと気分転換したい気分です。

模型を、とも思いますが、オハ32000は気が滅入るし、5100,7010はリハビリにはきついし・・・
って考えながらエッチング板のストックを漁っていると、友人からもらった常総鉄道8,9号のエッチング板が出てきました。KKCのメンバーが作ったものだそうです。

常総鉄道8,9号と言えば私鉄としては大型のタンク機関車で、大正時代の特徴を持つ格好の良い機関車です。
ただ、私はドームの低いのが嫌いで、そのまま作りたいとは思えない機関車でもありますが、よく似ていてドームが格好良い機関車が台湾に居ます。

台湾総督府鉄道の400、常総と同じ汽車会社製で1917年(大正6年)製、常総は1924年製なので、常総の原型と言う事になります。

台湾総督府鉄道の400です。
377407

組立図は持っていないので、形式図、全国機関車要覧からです
P219
8620に似た感じですねぇ、国鉄で大正時代にタンク機関車を新製していたら、これの動輪を大きくしたような機関車になったんだろうと思いますねぇ。
私は、これに数葉の写真を持っているだけですが、台湾ではCK101が動態で保存されています。

これに似た常総鉄道8,9号です。
8199_1

よく似てますねぇ。

こちらは組立図があります。
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1c1n2t_892l
一見よく似ていますが、形式図では下周りの位置関係が異なっています。
また、ボイラの煙管長さは同じですが台湾は過熱式、常総は飽和式です。
そこで、比較図を書いてみました。
40089l

下が常総、上が台湾です。
常総は組立図から書いたので問題ありませんが、台湾は形式図の寸法から移動した物を元に写真から細かい位置を割り出しました。
シリンダと第1動輪との間が254mm(10”)台湾が短くなっています。
動輪間は同じで、従輪から後ろが伸びて調整しています。
重心は台湾が後ろと言う事ですね、水タンクは台湾が高さも長さも大きくなっています。
組立図は例によって、完成状態を正確に表したものではなく、この場合もキャブの窓と屋根の関係等、明らかに異なっています。

「図面資料集成 東武鉄道の蒸気機関車」を出版された石島さんもこの常総の機関車の図面を書いてられて、大いに参考にさせていただきました。

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2015年7月10日 (金)

一枚の写真から 31 5300-4

5300、最後は下周りと炭水車ですが、前回の忘れ物。
配管図
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こんな重要な図面を忘れたらいけませんなぁ

ここから下周り
台枠
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図に書いてありませんが、板台枠の厚さは恐らく7/8”(22.2mm)、1/80では0.3mmにも満たない厚さですよ。

目次順で、動輪
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タイヤの幅は5-1/8”(130.2mm)、1/80にすると1.63mmです。

動輪のバランスウェイト
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空間に鉛を充填しています。

次は軸箱守と車軸
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軸箱
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ページの一部です。

担バネ
530022l
これもページの半分です。

シリンダ
530025l

シリンダヘッド、半ページです。
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ピストンロッド、クランクピン、クロスヘッド
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クロスヘッドは下の物に上のスライド部が組み合わさると思うのですが・・・

シリンダのメタルパッキン
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コネクティングロッド
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サイドロッドと加減リンク
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バルブギヤ
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エキセントリックロッド
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先台車
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ここから炭水車

軸箱
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炭水車台枠
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元々の図面の選定に疑問があって有るべきものが無かったりしますが、メンテナンス用と考えれば、摩耗部品が主体となるのも頷けますね。

長々と続きました5300はこれで終わりです。
次の5500も明細図があるけど、どうしょう・・・

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2015年7月 7日 (火)

一枚の写真から 31 5300-3

5300は前回で終わろうと思っていましたが、この機関車の最終タイプ、山陽鉄道が増備した5314~5323号については明細図がありますので、紹介しようと思います。
元の資料が完全に全部あるわけではなく、半分だけの物も有ったりしますが、細かなバルブ等もあり、全図面を紹介するのも多すぎるので、少しだけ抜粋させて頂きます。

詳細図は組立図から始まりますが、それは前回に紹介しましたので、今回は省略します。

最初は目次です。
記入の数字が各図面のページです。
53000l
上周りから
2 ボイラー
53002l
3 運転室部品

53003l
4 煙室
53004l
5 火室
53005l
6 煙突
53006l
7 灰箱
53007l
9 安全弁
53009l
10 レギュレータ
530010l
11 加減弁
530011l
13 インジェクタ
530013l
14 フィードポンプ(クロスヘッドポンプ)
530014l
15 運転室
530015l
今回はこれまでです。

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2015年7月 3日 (金)

一枚の写真から 31 5300-2

5300は3回にかけて増備され、それぞれに違いがあります。

前回の最初の5300、5312,5313号の写真は原型と昭和になってからの物でしたが、明治時代の物を最初に紹介しましょう。

後の5313号、日本鉄道の1号です。1897年頃に3号から1号に変更されました。
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こちら側にクロスヘッドの動きを利用するポンプがありますが見えませんね。
もう撤去されているのか・・・
これも5313号です。
21621wicollection_2l

このクラスの最初の2両は日本鉄道に行きましたが、1889年に官鉄が12両増備したものは官鉄用です。
明治43年の改番にあたり、最初の番号を官鉄から取ったので、このグループが5300のトップナンバーになり、5300-5311号がこのグループに当たります。
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一見前の2両と変わらないように見えますが、前のグループが蒸気ブレーキであったのに対して、このグループは真空ブレーキになりました。

組立図を見ましょう。
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第2動輪の後ろに真空ブレーキのシリンダが見えます。
第1、第2動輪間の板台枠の長円形の穴が前のグループに比べて小さくなっています。

炭水車
Beyer_peacock_5300t_53005311_709943

炭水車は前方床下に真空ブレーキのシリンダがあり、大きな真空のチャンバーが床下増漕の下部に長手方向に付いています。

このグループは1921年から960に改造されて原型では残らなかったので、日本での写真は1枚しか持っていません。
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美しいですね。
ウォーターポンプがはっきりと見えます。このメーカーの機関車のドームは真鍮製のようで磨きだしていますね。

5300最後のグループは山陽鉄道が開業当時に購入した10両のグループです。
製造は官鉄の翌1890年です。
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これまた見た目は同じようですが、キャブの幅が広がり、スプラッシャと段差ができています。これなら少しは模型化もしやすそうです。

組立図
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平面図のキャブの幅の違いが顕著ですね、キャブの幅は1714.5mmから2082.6mmに増大し、ランニングボードの幅も2286mmと少し増えています。

炭水車
Beyer_peacock_5300t_53145323_722945

3軸になり、高さも増えていますね、床下の増漕も長くなっていて、真空チャンバーは枕木方向になりました。
この形式全部ですが、機関車への供給バルブは中央部左右にあって、作用ハンドルは水槽上部にカバーが付けられているようです。

明治の写真、このグループも1枚しかありません。
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キャブ前面の窓が端っこに寄っていますね。キャブだけを見ると前のグループの方が格好良いですねぇ。
このグループも全部960になってしまいました。

Beyer Peacock製の機関車はこの後、前に紹介した東京市の1100クラス官鉄の7700と続き、有名な5500に続いて北海道鉄道の7700になります。

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