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2015年2月14日 (土)

一枚の図面から 41-12 機関車編 木曽の機関車たち 日本製の機関車

木曽の森林鉄道、最後は日本製の機関車です。

小川・王滝森林鉄道の機関車はこれまで紹介した物以外に、

1号、1914年 大日本軌道製

3号、1915年 大日本軌道製

5号、1920年 雨宮製作所製

大同電力1号 1936年 日立製作所製

の4両の国産機があり、これで全部となります。

1号は、8.1tのB型サイドタンク機関車で、建設時から使用したものですが、小型のため、他の機関車の増備に伴い、1934年に廃車になりました。
写真は不鮮明な列車の写真と、一部が写っている物が発表されているだけで、詳細はわかりません。

3号は、8.1tのB型ウェルタンク機関車で、1号とさほど変わらない機関車と思われますが、ここでしばらく使った後、近くの野尻森林鉄道に移管され、1号より早い1929年に廃車になってしまいました。この機関車の写真はみた事がありません。

5号は、大日本軌道が雨宮製作所に改組された後の機関車で、3号と同じく8.1tのB型ウェルタンク機関車です。
この機関車も1938年と早い時期に廃車されたのですが、廃車2年前の写真が有ります。
250519360800l

雨宮の標準的ともいえる機関車ですね。
1号、3号も諸元が同じなので、1号のサイドタンクという点を除けば同じような機関車だったと思います。

大同電力1号は、沿線の三浦に大同電力(後の関西電力)がダムを建設するのにあたり、その輸送を担うに当たって供給を受けた機関車ですので、車籍は大同電力で、工事終了後の1955年に返却されました。
この機関車はBaldwin製を元に製作されましたので、外観も似ています。
メーカー写真です。
7971l

似てはいますが、細かい違いで印象はだいぶ違いますね。

小川・王滝森林鉄道の機関車はこれだけですが、同じ木曽の阿寺及び野尻森林鉄道には、1946年製の立山重工業製のB-1サイドタンク機関車が居ますが、本に載っている以外の資料を持っていないので割愛します。

最後に、私の友人所有の8号(改番後)の写真を載せます。
6x9_8_192606l

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