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2015年1月23日 (金)

一枚の図面から 41-6 機関車編 木曽の機関車たち Baldwin 6

ボールドウィンのB-1タンク、下周りは前回で終わろうかと思っていましたが、コメントも頂いたので、もう少し細かい物の図面を出していこうと思います。

先ずは台枠関係の部分図面。

前端ハリ、図面の上側です。
Baldwin_b1n2rt_054l

6”(152.4mm)の厚さの木材に鉄板を巻いています。

後端バリ、バッテンが入っていますが、これは、後に変更されたと言う事です。
Baldwin_b1n2rt_015l

変更後の図面
Baldwin_b1n2rt_016l

連結器が緩衝付の物に変わっています。

次はシリンダ周り
シリンダ前後のフタです。
Baldwin_b1n2rt_009l

バルブ関係
Baldwin_b1n2rt_027l

右下はバルブ上部のカバーです、滑り止めの丸い出っ張り(?)が付いています。

次はロッド関係
クロスヘッドです。
Baldwin_b1n2rt_077l

右は蒸気ドーム内部のリングです。

右はエキセントリックストラップ、左は汽笛です。
Baldwin_b1n2rt_030l

エキセントリックと、コメント頂いたエキセントリックロッド。
Baldwin_b1n2rt_039l

下周りは以上です。






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コメント

エキセントリックはRon Kneppアルバムの2-6-0の部品図にも出ています。同じ2141で各部の寸法も一致しています。


投稿: railtruck | 2015年1月23日 (金) 08時45分

図面の数々、興味深く拝見しています。
また、このような公開のスタイルを含め敬服しています。感謝感謝です。

ボールドウィンの規格化、掘り下げてみると面白そうですね。

外観の大きなところでは、木製→鋼製キャブへの改修。
木箱に入った鋼製キャブが名古屋港か横浜港あたりに陸揚げされて、荷積みされ中央西線を・・・
木製キャブは、窓枠など移設後、薪になっちゃったのかなぁ・・・などと妄想が膨らみます。
木製キャブの樹種ってなんだったんでしょうか?興味は尽きません。

ところで、41-1の組立図、キャブの背が、実物よりも、かなり高そうですね。

投稿: shay生 | 2015年1月23日 (金) 13時29分

railtruckさん
ボールドウィンの規格は便利ですねぇ。
世界中に同じ部品を付けた機関車がうようよいるかと思うと面白いですねぇ。

shay生さん、
いつもお褒め頂き恐縮です。
当時の中央線をD50かなんかが牽く貨物列車の無蓋車に、この機関車の部品が積まれて運ばれてたと考えると楽しいですねぇ。

組立図のキャブの高さの件は、ちょっと分かりませんが、私には写真と合っているようにも思えるのですが・・、
組立図は、設計途中の状態の場合も多くて、必ずしも実物と合っているとは限らないので注意が必要です。
本来は実際に物を作る部品図で見るのが良いんですが、なかなか有りませんから難しいですねぇ。

投稿: クラーケン | 2015年1月23日 (金) 21時59分

写真の台形補正と図面の重ね合わせです。
こんな作業での検証も楽しみの一つです。
動輪芯と煙突芯、ボイラー芯あたりを基準にしています。パースと(ボイラーとキャブで)奥行きの違う写真なので、どうしてもお尻は伸びてしまいますね。

http://pds.exblog.jp/pds/1/201501%2F24%2F12%2Fd0313412_0283199.jpg

http://pds.exblog.jp/pds/1/201501%2F24%2F12%2Fd0313412_0284084.jpg

投稿: shay生 | 2015年1月24日 (土) 00時38分

shay生さん、
凄いですねぇ。
私の友人にも1人これが出来る人が居りますが、私はやったことがありません。
レンズの収差による、屋根のカーブや前後の傾きや縮み等、不安定要素が多くて難しいですねぇ。

投稿: クラーケン | 2015年1月24日 (土) 00時46分

焦点から離れる程、ズレは累積されます。
それを踏まえた上で、写真と図面を重ねて見ると発見があったり、模型化のディフォルメ=印象把握の確認が出来ます。
部品図をPhotoshopで重ね合わせて、組み立て図にしてみたいですね。
上回り、キャブも部品図があるんでしょうか?

投稿: shay生 | 2015年1月24日 (土) 01時08分

珊瑚のボールドウィン、On2_1/2の表記から1/48と思い込んでいたら、1/45との話もあり、検証してみました。

青が珊瑚の模型原寸図、赤が金田さんの図面を1/48にしたものです。(低解像度にしてあります。)

キャブは、ほぼ1/48ですね。
図上で揃えたのは、キャブとボイラー芯です。ボイラーと足回りは、微妙に大きめです。
Oスケールと言っても、米ナローに比べるとかなり小さいですね。

http://pds.exblog.jp/pds/1/201501%2F24%2F12%2Fd0313412_1141657.jpg

いつか納得いくプロポーションでと考えています。

投稿: shay生 | 2015年1月24日 (土) 01時36分

shay生さん、
次回から上周りになりますが、あまり多くの図面は有りませんよ、キャブは有りますが・・・

S模型の製品は設計にいつも疑問を覚えます。
世間に広く出回っている図面がある物でも、なぜかちゃんと調べずに製品化しているように感じます。
この機関車の組立図も、1961年刊行の書籍に簡単な物が載っており、商品として製品を発売するなら、それくらいは調べてしかりと思います。
あえて形を変えるのが、模型化のデフォルメともいえるのかも知れませんが、私は設計屋ですので、実物の正確なスケールダウンこそが模型のあるべき姿と思っておりますが、市販の製品はムサシノ模型等を除けば、正確さを追求した物が非常に少ないと感じております。
もちろん、デフォルメを完全否定するのではありませんが、それは個人で楽しむべきで、製品は基本をちゃんとした物を作るべきだと思っています。

投稿: クラーケン | 2015年1月24日 (土) 03時32分

> 木製キャブの樹種ってなんだったんでしょうか?

日光ウエスタン村のWaipahu(1897年製)の最初の所有者Oahu Sugar Co.向けの仕様書です。これによればキャブの材料はアッシュですね。
http://www.pacificng.com/imglib/main.php?g2_itemId=2956&g2_imageViewsIndex=1

木曽BLWにもこのような仕様書があるはずでは?

こちらのフォーラムではキャブの材料としてイエローパイン、ポプラ、アッシュ、オーク、マホガニー(トリム材として)が挙げられています。
http://www.rypn.org/forums/viewtopic.php?f=1&t=5882。

珊瑚のOナローのBLWは1/48と理解していましたが、1/45説の根拠は何でしょう?メーカーの説明はどうなっているのでしょうか?

投稿: railtruck | 2015年1月24日 (土) 08時16分

railtruckさん
ご無沙汰しています。

1)1/45の話は、On雨宮21が発売された際、珊瑚は1/45で作って来たといった内容の説明があったこと。
2)その後、小林社長に、その件を確認。
3)何をもって、スケールを定義付けするかはありますが、金田さんの図面を1/45したものと珊瑚の原寸図を重ねると、ホイルベースとボイラー辺りがほぼ一致することからです。

http://pds.exblog.jp/pds/1/201501%2F26%2F12%2Fd0313412_0241310.jpg

個人的には、アメリカンナローの1/48と揃えて考えていたこと、オレンジカンパニーとの関係から、チョッと残念ですが・・・

クラーケンさん
最近のことですが、模型には大きく2種類のスタンスがあるよう感じています。
A)実物をいかにスケールダウンするかというスタンス(ムサシノのOやイモンの12mm、オレカンのOnでしょうか)と、
B)模型として成立することを前提とした模型化です。(ナローだとtomaさんやワールド、KATO(N)のフレームや車輪の左右で絶縁など)

個人的にはA)派ですが、B)も有りだと考えています。

クラーケンさんの「正確なスケールダウン」に対する思想は、スキャン図面に良くでていると思います。
紙のシワや折り目を無理に消したり修正したりしないで、頃合いの良い補正でアップされていますね。
資料としてのオーセンティシティがきちんと担保されており、それを使う人に、「扱い」が委ねられている。模型もかくありたいですね。

なかなか、そんな「余地」をもった模型には出会えません。

投稿: shay生 | 2015年1月26日 (月) 00時54分

shay生さん
 私は本業が図面屋ですので、本来の設計(実物)と違うのはどうしても許せない面がありますね。
 図面のスキャンは、スキャン(コピー)時に残ってしまった折り目等は「折れているので寸法が狂っている可能性がある」と言う事で絶対に消さないように心掛けています。
 模型化に必要な独自の改変は動く模型である以上絶対必要と思いますが、既存の設計方法に胡坐をかいている最近のメーカーのやり方は、実物の調査不足と相まって、手抜きに見えて仕方がありません。
 基本的な寸法をきっちり守った製品なら良いのですが、プロポーションが狂っているのに、ディテールばかり乗せている製品が見受けられますが、滑稽です。
9600でキャブ延長前(空制前)の物にゴテゴテと配管を付けてみたり、幅の広さをごまかすためにボイラを太くしたり・・・
 完全な自由形は好きなんですがねぇ・・・
この辺りは設計屋の血がうずくのかも知れませんが・・・

投稿: クラーケン | 2015年1月26日 (月) 09時14分

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