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2014年8月24日 (日)

キットの製作 オハ32000(31)系の製作 2

デッキ周りは、アンチクライマや、カプラ受けを付けて一通り出来上がり。
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篠原製も始めたので12両分、数が多いので、内容の割に時間が掛かります。

次に側板をどうしようかと思って、珊瑚製と篠原製を比べると・・・何か違う・・・
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上が珊瑚製、下が篠原製、同じオハフ30ですが・・・・なんでこんなに窓配置が違うんでしょう?

拡大
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なんか上下方向も違う・・・・

重ねてみると
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手前が珊瑚製、奥が篠原製、窓の下端の高さが違うし、全体高さが全然違う!

そこで・・・・・
今回は見る気はなかったけど、前に実物図面を元に作った、鋼製客車断面の比較図
L

客車を作る時には、高さ方向の寸法は最も大事なので、先ずこの図を書くのですが、メーカー製の製品は必ずしも実物に即していないものが見受けられます。
今回の2つのメーカーもどちらかが違っていると言う事ですね。

これの左側の断面の右側が、このオハ32000クラスの断面です。
ウィンドシル上部は斜めになっているので、窓枠の下端をシルの上面とした図です。

これに、珊瑚製と篠原製の実測を書いてみると
Photo
赤文字が珊瑚製、青文字が篠原製。
全高は1mmも違う!窓の下端も窓高さも全高も全部篠原の勝ちです。
珊瑚製はなんでこんなに違うんでしょう?
珊瑚製の雨どいは、ほぼ上端に付けなければいけません、どうやって付けるんでしょう?

珊瑚のメーカー完成品
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完全に幕板が狭いですね、雨どいを下げて付けています。
実物写真とは全然イメージが違う。
扉の窓上部も高さが低い、こんな変な物にはしたくない。けど、もう作ってしまった・・・うーん困りましたねぇ。

完成品全景
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巨大な形式文字に赤帯・・・・・・
ん?、赤帯の廃止は昭和15年、形式称号改正(オハ32000からオハ31)は昭和16年!
オハ31の形式で赤帯は絶対許せない!!!!

それにしても、メーカーは何を考えて製品化しているんでしょうねぇ。

ちなみに、今日、私たちの仲間がLazyJackに特注してたこのシリーズ用の、幅1.2mmのウィンドシルと幅0.9のウィンドヘッダが届きました。
非常にきれいです。普通に製品化されたらいいですねぇ。
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キットを作るのに、実物資料を見るのは自殺行為と分かっているのですが、見た目があまりにも違うので驚きました。
余りのひどさに辟易しますが、10両ものキットを捨てるわけにもいかないので、我慢して、多少なりともましになるように作るしかありません。

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コメント

>キットを作るのに、実物資料を見るのは自殺行為

まさにそのとおりですね。
私は自殺行為というより、自爆(核爆?)行為だと思います。

うちもそれで、製作意欲が途中で吹き飛ばされて
仕掛かりになっているキットがたくさんあります。

投稿: ゆうえん・こうじ | 2014年8月24日 (日) 02時06分

メーカーがこのブログを見て(見ないやろねぇ)、ちゃんと資料を調べてくれるようになったらええんやけどねぇ。
ムサシノモデルやLazyJackのようにきっちり調べて作ってるメーカーを見習ってくれたらええんやけどねぇ。
S社の9600初期型、キャブが2mmも短い、量産型は延長前の短い側板、それで空制するのは不自然やけど、誰も知らんのやろか、だいぶ前からどうしようか悩んでいます。

投稿: クラーケン | 2014年8月24日 (日) 09時13分

形式5でもいえますね。
割り切って素組みで行けば良いのでしょうが、気に入らない部分の手直しもあって進みません。
fotki railtruckに進捗をアップしていますので、ご笑覧下さい。


投稿: railtruck | 2014年8月24日 (日) 11時56分

railtruck様
形になってますねぇ。
私のはデッキをばらすことになりそうです。

投稿: クラーケン | 2014年8月25日 (月) 02時03分

ご無沙汰です。そうですね、私のオハ31等は篠原の流れを汲む「きがらや」で、珊瑚はオハニの他20m車を組んだのですが、珊瑚は側が寸足らずで雨樋を所定の高さに取り付けるため、屋根板との間に0.5tを挟んで取り付け代を稼ぎました。実は手持ちのニワ、シナノマイクロのWルーフ車も側板高さは珊瑚と同じ27mmな上、ニワのオハ31系では腰板も同様に高すぎるのです。まともなのは篠原-「きがらや」だけ、という情けない状態ですね。(アダチのオハ31は判りません)これまでの私のWルーフ客車は26.7mmに設定していましたが、これを機に見直すことにしました。

投稿: 偏酋長 | 2014年9月 3日 (水) 20時46分

偏酋長様
ご無沙汰しております。
比べてみると唖然とします。
この際、自分なりにちゃんとしたものにしようと思います。
それにしても、S模型は・・・・相当注ぎ込みましたが、
ちゃんとスケールに留意した製品って有るんでしょうか?
私が接した物がたまたま悪かっただけかなぁ・・・

投稿: クラーケン | 2014年9月 4日 (木) 19時07分

私が作った中で珊瑚のおかしかったものは、作業局上中等ボギー車(旧製品)の上等車窓数が9と1個多い(新製品では是正・・買い直しました)、山陽ボギー客車の窓が大きい、ナハ22000系の窓高さがオハ31と逆で大きい(混成編成が組めない。全車処分)、1850のキャブ位置と斜めの拡幅板が合わない、というのがありました。実車資料できちっと考証していないのか?という印象を持っています。8800のキャブも上方に継ぎ足しました。ボイラが太い8100のキット、どうしようか、と悩んでいます。

投稿: 偏酋長 | 2014年9月 4日 (木) 20時26分

偏酋長さん
まじめですねぇ。
私も「分かっちゃいるけどやめられない」と言う調子で、いつの間にか大量にキットが溜まってしまっています。
機関車もどいつもこいつも・・・と言うのは分かっているんですが・・・
やっぱり自作が一番楽ですねぇ・・・変な所に凝らなければ・・・

投稿: クラーケン | 2014年9月 5日 (金) 18時09分

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