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2014年3月 3日 (月)

別府鉄道 2 昭和15年竣工図 2

別府鉄道、竣工図昭和15年2月の2回目です。

今回は客車からです。

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フハ1です、元々1,2の図に実際の窓を朱書きで追記していて、フハ1の図面としているようです。

元鉄道院ロハ898、大正12年に3等車に改造したようです、窓割りはその時に均等に改造したのかもしれません。

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フハ2です。これも元々1,2の図に実際の窓を朱書きで追記して、フハ2の図面としたようです。

元鉄道省ロハ899、元々フハ1と同です。フハ1と同様大正12年に3等車に改造したようです、窓を1つ埋めて、2つを1つに合わせた改造がされていてその他の窓は元のままだったようですね。

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ハフ3ですが、入線当初は、国鉄から来たままの、ヨ391だったようです。

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ハフ3になってから。

室内の椅子を伸ばし、側に扉を設けて、手ブレーキをデッキに移設しています。

客車はこの後昭和34年にハフ5~7が三岐鉄道から転入しますが、これら以外に昭和26年頃にもう1両国鉄から転入していますが、認可を受けていないようで、番号もなく、もちろん竣工図もありません。形態から察すると、元国鉄の救援車ではないかと思ってるんですが・・・

次は貨車です。

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ワ1~5です。開業に備えて大正11年に鉄道省から購入した物です。

元九州鉄道でバンデルチーペン製、転入前の番号は、ワ6727>ワ1、ワ6687>ワ2、ワ6737>ワ3、ワ6618>ワ4、ワ6513>ワ5となっています。

RM LIBRARY 38の最後のページに、鋼体化されて不要になった車体が倉庫として残っている写真がありますね。

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ワ7、これは昭和26年に国鉄から購入した物で、元ワ18617です、図では8617と書かれていますが間違いで、台帳ではこうなっています。国鉄ワ17000は日露戦争時にイギリスメトロポリタンから大量に購入された物ですね。

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ワ8はツ36を昭和23年に廃車として購入した物を24年に修繕した物です。この時にワに改造された物と思われます。

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ワ8になってから。

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ワ9。ワ8と同時に購入されたもので、元国鉄ワ1512、雑多なワ1なので、来歴は不明です。

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ワ9は昭和28年に大鉄車両で鋼体化されました。この後、ワフ101以外全部に施行される先陣です。

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コメント

そのうち見れないようになるから、できたらCAD起こしておきたいですね。

5年ほど前に、加古川の監督署に行った時、野口駅?(だったような気がする)の跡見て、後悔に苛まれていました。
乗りたかったなーー。

投稿: ひからび | 2014年3月 3日 (月) 20時50分

比較的近所なのに、あまり行きませんでした、末期になって通ったけど、それまでにつぶされた物も多くて、反省しきりです。

投稿: クラーケン | 2014年3月 3日 (月) 21時22分

お初にお目にかかります。
鉄道考古学の数々、またそれを補って余りある博識にいつも釘付けとなります。

当方は関東在住ですが、親類がマンハイムに居住していた時があり野口腺の単行キハが通過する様をよく目にしました。
まだ現役線でしたが、山陽別府駅からの近道で線路伝いに歩いた事ももう時効でしょうか。

また、同駅で電車を待っていると0系16輌編成が賑やかに通過する反面、ハフを1輌つないだ土山線の列車が音も無く駅に停まる姿を今でも思い出します。

当方も一度はその「列車」に乗りたかったものです。

投稿: 12号線 | 2014年3月 3日 (月) 22時03分

12号線様
いつもイヌくんの方でコメントを読ませて頂いております。
今から思えば、113系に乗って土山駅に行くと、そこには2軸のダブルルーフの客車が居るというのは不思議な光景でしたね、バネが長いハフ7はまだしも、末期に走っていたハフ5は、バネが短い貨車そのものの板バネで、20km/hそこそこと思いますが、信じられない揺れでしたねぇ。それに比べると野口線の気動車達はどれも乗り心地が良かったです。
色んな分野を発表したいので連続はしませんが、これからどんどん発表していこうと思っております。

投稿: クラーケン | 2014年3月 3日 (月) 22時18分

まいど
別府鉄道、終わりの頃に何回か行きました。
野口線の気動車、そこそこのスピードで走っていましたが
沿線の犬がほえながら追っかけていたのを見ました。
機関士ぼBさんの話しでは、毎日必ず吠えるバカ犬、との事でした。
最終日の大雪には参りましたなーーー。
古い話しです。

投稿: ハタ坊 | 2014年3月 3日 (月) 22時31分

そういえば、犬がきゃんきゃん吠えながら追っかけてきてましたねぇ。盆と正月、それにゴールデンウィークは、土山線の貨物がないので、野口線も土山線も両方キハが走ってましたねぇ。
最終日は仕事でした。積もった雪を恨めしく思いながら仕事へ行きました。もう30年も前なんですねぇ・・・

投稿: クラーケン | 2014年3月 3日 (月) 23時35分

鉄道ファン誌(184号)掲載写真に土山線の気動車と自転車、これは線路脇(ちょっと離れていましたが)貨車の廃車体に登って撮ったものです。
屋根は半分落ちていて怖かったですなー。。
 写真に写っている自転車は別府機関区所属!。

投稿: ハタ坊 | 2014年3月 5日 (水) 23時45分

この一連の写真知ってる!!!
ここに有ったダルマさんは、ワ123やね。
この鳥居は今でも有って、線路跡は道路になってるよ。今はその道路の先にワ124のダルマさんが居るよ。
向こうの工場は川重やね。タンク車なんかを作ってたけど、構内の別府寄りにに新交通システムの試験線があったねぇ。別府鉄道の列車から真横に見えたけど、ダブルルーフの偽鋼製車との対比が変やったねぇ。

投稿: クラーケン | 2014年3月 6日 (木) 02時32分

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