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2014年3月10日 (月)

一枚の図面から 16 1号機関車 鉄道院1

国鉄の機関車もいろいろと紹介していますが、少しづつ形式を増やしていって、最終的に国鉄の蒸気機関車の全形式まで行けたらいいなぁ・・・と思っていますが、さてD62まで行くのはいつになるなるでしょう。

今回は国鉄形式1です。1号と言っても「やえもん」ではありませんよ。

鉄道統合後に1と付けられたこの機関車は、統合当時最も小さい動輪を持った機関車です。その直径は2’6”762mmですね。後に買収によって更に小さい機関車が追加されましたので、国鉄最小とは言えませんが、3’6”軌間ではやはり非常に小さい機関車の一つですね。1904年、イギリスのバグナルにて製造され、新橋工場で入換用に使われました、統合前は番号は無く、新橋工場の機械扱いだったのかもしれませんね。

重量は10.1t、B20の半分ですよ。

この機関車の組立図は金田茂裕氏の「バグナルズの機関車」に綺麗な物が折込でありますが、これはそのオリジナルです。

1747acbakerl

上部が汚れていますねぇ、金田さんの本では綺麗に消されています。

次は今まで発表されていない図面「Pipe Arrangement」です。

1747pipe_arrangementacbaker_l

組立図にない断面図があるので、良いですねぇ。

図面はこれしかありませんので、写真で変遷をたどりましょう。

金田茂裕氏の「バグナルズの機関車」より、無番号時代。

Wi_11

バランスウェイトとスポークの関係が珍しいですね、ちょっと見にくいですが、砂箱はサイドタンクの上にあります。

1915年に兵庫県の篠山鉄道の開業時に払下げられて、そこの1号になります。この写真も金田茂裕氏の「バグナルズの機関車」より

Sasayama_11

1937年廃車。

1938年神戸製鋼所にスクラップとして売却されたんですが、下周り等は使えるという事で、高瀬鉄工所でボイラー、水タンク等上周りを新製して、一見コッペル製のような機関車になりました。

1948年当時

L6by1948l

L6by19482l

翌1949年、リヤタンクが増設されてますね。

1l

この後、1956年に融かされてしまいました。

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コメント

こんなん!16番で作ったら、完全にがに股やねーー。

この前見た図面の奴よりマシだと思うが、小型機では仕方がないのでしょうか?

投稿: ひからび | 2014年3月10日 (月) 20時06分

こういう小型機が広いゲージを走るというのもええですねぇ。
13mmゲージで作ったらええ感じでしょうねぇ。

投稿: クラーケン | 2014年3月11日 (火) 20時52分

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