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2014年2月 8日 (土)

一冊の本 5680の詳細図 7 ボギー客車と客車の部分

「鉄道車両 各部名称鑒」の7回です。

今回は客車の続き、ボギー客車と客車の部分です。

まずはボギー客車、これは東海道本線全通に向けてイギリス、メトロポリタンから輸入したグループですね。

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右の方が乱れていますが元データがこうなので・・・

これは、明治22年イギリス、メトロポリタン製と明治28年神戸工場でコピーした客車です。最初のボギー客車と思われがちですが、このグループは第2陣です、左の手摺がある方が1等、右が2等です、2軸車と同様、中央に1,2等専用の便所があります、左右シンメトリに見えますが、1等は窓が1個少ないですね。

「日本鉄道紀要」に写真があります、写真と反対側ですね。

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当初はAD形ニボ1-10号、後の神戸工場の物11-18を加えて総勢18両です。鉄道院の形式はホイロ5150、5150-5157です。

明治43年の客車略図下巻はこれです。

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その後、デッキが付いて延長されたり

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1,2等の比率を変える改造と貫通化をされたり

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大正時代に1,2等ではなくなってしまいます。

この仲間を「日本鉄道紀要」の写真で紹介しましょう。

まず3等車

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3等車です、当初AE、ハボ16-39、鉄道院形式ホハ6510、6510-6557です。

次は3等荷物合造車

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当初AG、明治年間に改造されて、ブボ13-17、鉄道院形式ホニ8830、8830-8834と、ユブボ1-4、鉄道院形式ホユニ8660、8660-8663です。このグループは全部新橋工場製で、台車は他と違い板台枠のプレス構造ですね。

続いて、これらの客車のボギー台車

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荷物車以外の物ですね。

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ボギー客車はここまで、これからは当時の客車の構造に関する図面です。

これはブレーキ機構ですね、当時は珍しい真空ブレーキが付いています。

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次は客室端部の構造、右の断面図の右端の通風口は車体中心ではないので注意してください。

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次は油灯、夕方になると、上のフタを開けて、栓(92B)を抜き、上から左下のランプを入れます。上のフタはバネになったラッチ(91A)でロックされます。

92Cは、抜いた栓を入れておく受けで、単なる囲いです。

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この写真はまさに油灯を入れているところです。右端から2人目の人が油灯を持っています、意外に大きいですね。その人が乗っている車両、写真中央下部で油灯の側のフタ状の物は、天井水タンクの給水口です、前の車にもありますね。

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次回は貨車、このシリーズの最終回です。

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コメント

まいど
最後の写真、何処の駅やろうねー
B6が何両も写っていますが
6500が完成したら客車もやらんとねーーー
今日、久しぶりに奈良のSさんに会いました。
台湾、保存カマの見学ツアー、段取りを頼んでおきました
春にでも行きまひょうか、、、、。

投稿: ハタ坊 | 2014年2月 8日 (土) 22時45分

B6と山の雰囲気から山北の扇形庫になる前かと思って調べたら、矩形庫は1棟だけだったので違った。
車庫の組み合わせは昔の沼津に似てるけど、こんなとこに山があったかなぁ・・・

ええ!!台湾行くの?!
えらいこっちゃえらいこっちゃ

投稿: クラーケン | 2014年2月 9日 (日) 00時58分

行こうぜ行こうぜ!

投稿: ひからび | 2014年2月13日 (木) 19時11分

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