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2014年1月18日 (土)

一枚の図面から 12 小湊鉄道 1,2号と、その仲間

今回は、関東の方にはおなじみの、小湊鉄道のBaldwinです。

1924年(大正13年)製、Baldwinでのクラスは10-24-1/4Dで、その156,157です。自連を含む全長9906mm、動輪直径1118mm、Baldwinとしては末期の輸入です。模型に手ごろなタイプですね。

組立図です。

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Baldwinは標準化が進んでるので、煙突なんかはいい加減ですが、Baldwinの組立図はこういう感じの物が多いです。ボイラーは、本体を書いているので、外観上のボイラーケーシングは一回り大きい物で、ドームの下部等を参考に決めると良いかと思います。

1号の竣工写真です。

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格好いいですねぇ。

せっかくなので、同型の、北海道興業鉄道 1号も紹介しましょう。

こちらは1921年(大正10年)製、Baldwinでのクラスは同じく10-24-1/4Dで、その145です。自連に替えてからの全長9931mm、動輪直径1118mm、全長の違いは連結器の違いのみで、端梁間は同じです。北海道興業鉄道は後に北海道鉄道と名前を変え、国有化されて、この機関車は形式3025になりました。

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前照灯の台が増えたくらいしか、違いは分かりません。

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この機関車は竣工写真は持っていないので、島崎氏のこの昭和7年の写真くらいしかないようです。

組立図のままで、前と後ろにライトが付いていますね。

この仲間は、1914年(大正3年)の富士身延鉄道4号に始まり、富士身延鉄道11~16、青梅鉄道5,6、常総鉄道1,7,8、芸備鉄道7があります。

このうち、常総鉄道の1号、H御大の写真です。

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サイドタンク上部にRが付いています、客車もいいですねぇ。

再び、小湊に戻りまして、私が1987年に撮影した部分写真を掲載します。

天気が悪く、屋根の下で暗かったので、ほとんどはストロボ撮影です。機関庫の方に許可を頂いて、上からの写真も撮らせて頂きました。

煙突とスティームドーム。

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サンドドームとキャブ

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サイドタンク上部のハッチ、ヒンジ付で鋳鉄で出来てるようです。

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煙室周り、1号は煙室戸にクリートがないので、これは2号です。

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クリートアップ

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クリーニングホール

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煙室下部のシンダシュート、上のクリーニングホールを開けて、シンダシュートの鎖が付いている板を引き抜くと、管が導通するので、クリーニングホールからホースを突っ込んで、水を流すと、シンダが水と一緒にシンダシュートから流れ出る。

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1号のシリンダ上部

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これから下周り、先台車

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先台車のハートリンク式復元装置、従台車も同じ構造、端梁は木材に薄板を巻いたイメージですが、朽ちている

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前から順に

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他にも写真があります、興味がある方はここからダウンロードできます。

ps.

銕騎さんがおっしゃるステイ、たまたま撮っているのでアップしておきます

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