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2013年12月28日 (土)

旧作の記録 9850

今回は、昨日走行写真を載せた9850です。

15年も前の旧作ですが、H御大が「どないなってるの」と興味を示されたので、簡単に説明しようと思います。

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機関車自体は、かの阪神淡路大震災で被災した車両を某模型店が「震災セール」と称して非常に安く売っていた天賞堂製の物です。

被災車なので、ボイラーやテンダーはへこんでるし、部品も取れてるし、バルブギヤーが曲がっていたり、クランクピンまで曲がっていました。

とりあえず塗装をはがし・・・普通ならこの辺で写真なんですが、デジカメ時代以前なので、全然写真を撮っていません。下周りは、ベアリングを入れてイコライザーやギヤーボックスも作るので、台枠は完全にばらして、軸箱部は3x6のベアリングを入れるため、フライスで6mmに広げました、動輪押さえ板は嫌いなので、幅1.5mmの軸箱守控えを作って、M1.0のタップを立てて、各軸毎にねじ止めしました。

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イコライザーは前後共左右2点づつで、最終は線バネです。ギヤーはいつもの振り子式クラッチ付で、この頃の私の標準、モジュール0.5のスパーギヤーで、モーター部はカツミの1:14を使っています。

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当時の図面です。

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前部台車

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ギヤーボックスの前は前部台車の荷重受け、2x4のベアリングで左右に転がる、当然バネはなし。

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後部主台枠

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前後組立、ボイラー側の右の四角く光ってるところは、前台枠の荷重受けを受けるところ

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前台枠のギヤーボックス

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後台枠のギヤーボックス、モーターは1630

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炭水車はウェイトを機関車のドローバーに掛ける方式です。

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後部に回転軸を付けて、ウェイトが炭水車と別に上下する構造です。

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ウェイトを持ち上げた状態、ドローバーはきつい目のバネに換えて、線路の起伏によってこのウェイトが上下して常に機関車に荷重が掛かるようになっています。

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この方式は従台車の無い機関車には有効で、

モーターが火室に入る場合の、後ろにウェイトを積めないデメリットが無くなり、煙室部まで一杯にウェイトを積んでもバランスが大きく狂わないので結構牽引力が稼げますよ。

この頃のカツミのウォームギヤーは、安かったけれど、角度が違うのかウォームがものすごく摩耗します。当時はこれを標準にしていたので、大量に買いましたが、現在はだるまや製を標準にしています。モジュールは0.25と半分なのに、精度が高く摩耗はほとんどありません。

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