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2013年2月

2013年2月25日 (月)

7010,5100の製作 31 明治初期の機関車大改造を追って

ちょっと多忙で間が空きましたが、67日目にして、いよいよテンダーの工作開始です。
まずは小手調べで、目立ちにくい水タンク上面を切り出してリベット打ちです。
リベットは写真からの実測で直径0.25、ピッチは水槽が0.6、その他は1.0としました。板はt0.2燐青銅です。
私の打出機はダイでピッチを決めるので、まずは旋盤でダイを作ります。
材料はM3鉄のホーローセットです。これに旋盤で0.25の穴をもみ、外径を削り、焼きを入れます。

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これを打出機にセットして、一気に4枚分打出しました。

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遠目で見ればまぁまぁですが

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アップで見るとあらが目立ちますね。

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全くケガかずに打ったのですが、最初の角が良くないですねぇ、作り直すかどうか・・・・

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2013年2月10日 (日)

7010,5100の製作 30 明治初期の機関車大改造を追って

前回から1週間が過ぎましたがあれからの工作は、先台車の中心ピン等を作っただけです。
それ以外は、次の工程、炭水車の図面です。
ですから、工作の進捗はほぼ0です。

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とりあえず、実物の図面から図面を起こし、細かいところまで書いていくと、どんどんエスカレートしてものすごく難しいものになってしまいました。
分解の構造等が複雑怪奇で、私のとぼけた頭ではまとまらず、3Dデータを作成して検討しました。
その結果、やっと全体の構想がまとまりました。
機関車とのドローバーは材質、絶縁等、問題が残っていますが、後回しです。

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上周り部品は緑色系統、下回りは暖色系、可動式ウェイトは青色系統としました。
水タンク上面は、実物はこのように板の継ぎ目があって、それぞれの継ぎ目にリベットがあります。
(石炭を積んだら隠れてしまいますが)
側面も大量にリベットがあって、1両あたり1000個ほどありそうです。エッチングなら簡単なんですが・・・・
今回は畑さん流で、t0.2の燐青銅板にリベットを打って、下部は二重張りにする予定ですが、上部と床板は0.2の板だけになってしまうので強度が持つかちょっと心配です。落としたら一発アウトでしょうねぇ。
床下にも水タンクがあり、見た目より水は多く積める構造ですが、ここも積極的に使ってウェイトスペースとしました。

分解はこのようになります。

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ウェイトは機関車に荷重を掛ける私のいつもの方式で、今回はてこの原理でかなりの荷重を掛けられる構造としましたが、ちょっと重過ぎるかもしれません。
車輪は軸端に1x3のベアリングを入れ、後部は固定、前部は車軸中央に2x4のベアリングを入れて、最も簡単な3点支持です。
軸バネはダミーです、KKCのロストパーツを使うかどうかは未定ですが、作ってみたい誘惑に駆られそうです。13021104_2

上周りを外した状態で、灰色の板はウェイトの外れ止めです。
上周りとは4隅の1.4mmネジで固定します。

ここまでで設計はほぼ終わりましたが、本当にこれを2両作るのか、という問題がのしかかっています。
ハタ坊さんやKさんのような大きいゲージならともかく、1/80でここまで作る必要があるのか・・・・
まぁ実際は始めてしまうと思うんですが・・・とんでもなく馬鹿な世界にハマっているような気がします。

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2013年2月 2日 (土)

7010,5100の製作 29 明治初期の機関車大改造を追って

前回から1週間、風邪を引いて、仕事をする昼間はへろへろでしたが、工作を始める夜には元気が出てきます。
というわけで、1週間休みなしで夜作業をしました。

前回で切り出した部品を折り曲げたり半田付けしたりして、各部品を作っていきます。

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まず、台車枠は軸箱守を作ります。
当初は前から見える物以外は簡単な物にするつもりでしたが、手間も大したことはないと思って全部をちゃんとした形で作りました。
前回写真の2枚目、右上の四角い8枚の小片がその部品で、0.3の穴を開けてスリットを作った物を折り曲げて台車枠の所定の位置に半田付けします。
その状態で、小片に明けていた0.3の穴を台車枠に貫通するように通します。
それに0.3の線を植え込み、所定に高さに仕上げた後、スリットにt0.3の板をはめ込んで半田付けしてから、所定の形に仕上げて出来上がりです。
あらかじめスリットを入れていたので板がずれることもなく、意外に簡単に出来ました。

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イコライザーは板バネを挟む形なので4枚切り出し、端部は2枚がぴったりと貼り付いた形なので、先ず、イコライザーを所定の位置で曲げて、両端を合わせて半田付けします。
板バネにハンガーを付けた物をその間に入れて、ハンガーのピンになる線を入れて位置合わせをして半田で組み立てました。

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これが主要部品が出来た状態です。
次に組み立てです。
先ず台車枠を左右一体にして、前後の板やバネ受け等を全部半田で組み立てます。これで大きな物は出来ました。

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次は最後のイコライザーの取り付けですが、先台車で結構目立つ部分なので、アドラーズネストのキャッスルナットを使うことにしました。
アドラーズネストの言うキャッスルナットとは、JISの溝付ナットのことで、割りピンを溝にはめて、絶対に緩んではいけない所に使うナットで、機関車ではクロスヘッドのナットが有名ですね。
今回はそのLサイズ、頭の対辺が1.2mmの物を使いました。
ちょっと軸が短いので、旋盤で軸を挽いて伸ばしました。

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写真上が元の物、その次が軸を伸ばした物、その下はナットから出ているボルトの先を表現した物で、割りピンの穴も開いています。
これを下部から差込み、上の板バネと固定した後、ボルトの先に割りピンを入れて固定しました。

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疲れた私の目では割りピンは見えませんが、写真を撮るとちゃんと見えますね。
このピン、半分に削りはしませんでしたが、直径は0.1mmの燐青銅線です。

これでやっと完成!ハラハラドキドキで組み立てをしましたが、多少のヤスリ掛け程度で組みあがり、車輪もスムーズに回りました。

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ベアリングは動輪と同様、横に滑らせて止める方法です。
これでやっと5100の先台車が出来ましたので、曲線上の台車の動きのチェックです。

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想定はR750を通過すれば良いという条件ですが、それよりきついKATOのR610の上に乗せてみました。
第一動輪は0.4mm横動させて、先台車は横動無しなので、やはり非常にきつく、実際はショートして走らないだろうと言う状態になりましたが、何とか全車輪は線路上に乗っています。
ですからR750の想定では問題ないはずですね。
前回最後に書いた「通常の先台車と大きく異なる」というのは、この横動をなくしたということで、

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最大に振った状態でもこれだけしか回転しません、当然横動はなしです。
これでR750は通るはずですので、市販のキット等のばかばかしいほどのクリアランスは何でしょうね。
ちなみに、仮に止めているネジのところが回転中心で、スライドバーの中心距離が狭いため、回転中心は後ろにオフセットしています。

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