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2012年12月

2012年12月26日 (水)

7010,5100の製作 22 明治初期の機関車大改造を追って

いよいよ台枠の固定です。
ハンダ付けは全部はめ込みだったので、単純にハンダを流すだけの作業なので、たいした時間も掛からずに終わり、キサゲもすぐに終わりました。
5100はこの段階で先端部でつながっていた床板を切断して正規の長さとします。昨日はここまで。

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今日は失敗のフォローです。
モーションプレートに付いた給水ポンプ、最後に付けたひし形のフランジに穴を開けるのを忘れて台枠を組み上げてしまいました。
真正面にはシリンダーが付いてしまったので普通の方法では最早穴あけは不可能です。

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しかし、ここは失敗大王の私、いつもの方法でやっつけます。
それは写真のとおり。

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ドリルを目一杯出したピンチャックで、ドリルを曲げながら穴を開けるんですが、たまたま100均で買った0.5のドリルが一体になった時計ドライバーのような物を使いました。
チャックの径は小さい方がいいので、これは助かります。
この後同様の方法で0.6のドリルを通して一件落着。

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この後、スライドバーを取り付けて、クロスヘッドを仕上げて、スムーズに動くように調整します。
・・・で、意気揚々と動輪を組み込んで回りのチェックをしました。
しかしここで大問題です。
クロスヘッドをエコー製のものを使ったんですが、クロスヘッド側のピストン棒の根元の太いところが長くてシリンダーに当たって動輪が回りません。

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さらに後ろ側は給水ポンプのフランジがわずかに当たってやはり回りません。
スケールの給水ポンプに対して、クランク半径がスケールでは無いための問題です。
クロスヘッドの問題も寸法的にクリヤーすると思っていましたが、ほんのわずかの違いで当たってしまいました。

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もう対処方法は考えているんですが、さてどうするでしょう。

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2012年12月23日 (日)

7010,5100の製作 21 明治初期の機関車大改造を追って

今回は結局まだ台枠完成前の下準備です。

まず、前回の給水ポンプの受けを作ります。
これはt0.3の真鍮板で、曲がっている所は、90度の切込みを入れて曲げています。
それをモーションプレートに半田付けして、受けの穴に合わせて0.4の線の植え込みをしたあと、現物あわせでポンプが所定に位置に来るように受けを削りました。
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ポンプを穴に差し込んで、ひし形のフランジを半田で止めて給水ポンプは完成です。
その後、モーションプレートにアングルをたくさん付けて下部に板を半田付けしてモーションプレートが完成しました。

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モーションプレートの長方形の穴の上下にある切り込みはスライドバーが入るところです。
次はシリンダーです、シリンダーは5100は弁室にカバーがあるので床板より下はシリンダーの長さのままですので板金工作です。
7010はアメリカの機関車のように弁室が小さいので、シリンダーは挽き物で作り、左右一体の弁室前後板に取り付けて、側面と下部を板で塞いで作りました。

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組立は台枠にスリットを切っていて、それにはめ込んで位置決めをしました、こうすればきっちりと作れます。

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それを台枠側板にはめ込んで半田を流します。
5100は左右別々なのでまだバラバラですが、7010はシリンダーで左右がつながりますので、第一動輪の受けとその後ろの左右の渡しを付けてしまいました。

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今日の工作はここまでで、各部をはめ込みで組み立てて当たりをチェックしましたが、問題なしですので、次の工程ではいよいよ半田でこれらをくっつけてしまいます。
なお、モーションプレートは現在、左右がつながった状態ですが、組立後は切り離します。

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2012年12月20日 (木)

7010,5100の製作 20 明治初期の機関車大改造を追って

前回モーションプレートまで出来て、そろそろ台枠の組立かと思っていましたが、よく考えてみると、左側のモーションプレート後部のクロスヘッドの動きを利用する給水ポンプは、台枠組立前に正確にモーションプレートに取り付けなければ、動輪がスムーズに動かないことが分かったので、この時点で作ることにしました。
こんなややこしい形のものは最後に残しておこうと思ったのですが仕方がないですねぇ。

組立方法等を2日掛けて考えて図面を書いて、工作はここまで2日間です。
片側だけなので、2両で2個ですが、現時点までで1個あたりの部品は細かいものまで合わせると13個にもなります。
昨日は旋盤作業と、フランジ継ぎ手のひし形の加工まで、12122411

今日は一気にボルト植え込みから全体組立までやってしまいました。細心の注意で作りましたが、写真に撮るとひどい出来ですねぇ、まぁ小さいと言うことで、現物を見るときは目を離して見てくださいね。
部品はロストパーツで使える部品はないので全部自作ですが、細かい物は六角頭のピンチャックが重宝します。

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ボルトはただの線ではなく、「アドラーズネスト」というメーカーが出している六角ボルトです、そこの一番小さい「SSS」と言うもので、六角の対辺は0.5mm、
1本に9個が連なっているもので、最後の写真の手前の長いものがそれです。
部品は全部はめ込みで作って動かない状態で半田を流しました。

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このポンプは取り付け金がまだで、t0.3で作らなければならなくて、
細長い部分がそれとモーションプレートを貫通するのでフランジはまだ止めていません、ちなみにこのフランジは長径が2.1で、これがはまるサヤはΦ1.2です。
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全体はほぼ図面にスケールですが、全部の1/100mm台は
切り上げて1/10mmの精度で作りました。

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ただ、図面は7030の物なんですが、写真を良く見ると、このポンプはよく似てはいますが、細かい部分が少し違っています。
恐らく違うメーカーのポンプだと思いますが、頂いた多くの写真を目を凝らしても、細かい部分は見えないので、ここから先は創造を加えて作ろうと思います。
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この後は、フランジの継ぎ目を8/0の糸鋸で切り目を入れ、取付金を作ってモーションプレートに取り付けますが、取付金も非常に小さいのでもう1日掛かりそうです。

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2012年12月16日 (日)

7010,5100の製作 19 明治初期の機関車大改造を追って

今回の工程もシリンダーとモーションプレートの部品ですが、リベットがあります。
問題になったのが、1x1のアングルに打つリベット。
アングルの両辺にリベットが付きますので、前に作った打ち出し機では無理なので、大昔の天賞堂のリベット打ち出し機を引っ張り出してきました。

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これのダイの方をアングル用に改造して、1辺を打って、それに合わせて別の辺を打つのですが、なかなかうまくいかず、倍ほど作って何とか使える物が出来ました。
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続いて5100のシリンダーカバーのリベットですが、これは160の時に作った打ち出し機で普通に打ち出しました。

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これらのリベットは全部Φ0.3です。

その後、5100のシリンダーカバーを所定の形に曲げて、台枠板にシリンダーやモーションプレートをはめ込むスリットを入れて、細かい部品を切り出して今回の工作は終わりです。

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これで次は台枠を半田で組み立てて、シリンダーやモーションプレートを組み込む段階だと思うんですが、組み立て前にする作業があるんじゃないかと少々不安です。

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2012年12月13日 (木)

7010,5100の製作 18 明治初期の機関車大改造を追って

今回で工作開始から29日目

シリンダー周りとモーションプレート、それにブレーキ関係の構想がまとまったので、

今日は前半は図面作業だったので、工作は5100、7010の前後板の切り出しと7010のシリンダーを旋盤で作りました。
シリンダー前後はエコー製がピッタリです。
そして、5100の台枠にスリットを入れた所でタイムアップです。

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2012年12月10日 (月)

7010,5100の製作 17 明治初期の機関車大改造を追って

あの後、台枠のべデスタルの調整をして、ロッドが軽く回るようになったので、次の工程に進みます。

7010は動輪3軸なので、第1動輪の中央1点と、第2第3動輪の左右各1点の計3点となりますが、今回はまだ手を付けていなかった第1動輪のイコライザーです。
ここは、台枠の間は空間で、床板がないので斜め上から見ると下が透けて見えるので、できるだけ細いものとして考えました。

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構造はDB10で採用した構造で、左右のベアリングを上から押さえる板を作って、それが左右にスイングするようにしたものです。4x2のハリは床板の開口部にきっちりとはまる寸法で、車軸の上にスイングする、左右のベアリングストッパーと板バネが一体になったものが付きます。

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それは段付ネジで取り付けますが、今は仮のもので短い物を作ります。
板バネは例によってステンレス板ですが、今は強すぎるので今後調整します。

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これを台枠にはめ込んで、動輪を入れて、ベアリングのストッパーと左右のイコライザーの確認をしました。
のべデスタルの調整の時に、後ろのイコライザーも調整しましたので、ちゃんと3点支持になっています。

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次はシリンダーですが、台枠はブレーキの構想が固まるまで半田付けはしませんので、今も全てはめ込みで止まっている
状態です。

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2012年12月 7日 (金)

7010,5100の製作 16 明治初期の機関車大改造を追って

事故、その後です。

しばらく呆然としましたが・・・

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気を取り直してちぎれたところより長く、継ぎ足し用の部材を切り出します。
それの接合部を斜めに削って、また本体も斜めに削って、長さをきっちりあわせて半田で仮付けして、(この状態が写真)もう一度軸距離を確認して十分に半田を流します。
その後、重なったところに0.4の穴を2個開けて、そこに0.4のステンレス線を突っ込んで、さらに十分半田を流し、きれいに仕上げたのが2番目の写真です。
下から2番目の一番左が問題の個所です。
一番下の右端も継いだように見えますが、これは仕上げ不足ですので今後消します。

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それを機関車に取り付けてみました。
けど、台枠の軸箱穴の精度が悪くてすんなりとは回りませんでした。

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これの調節は次回ですね。
ついでにクロスヘッドのボルトも取り付けました。

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修正が出来てやっと人心地です。

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2012年12月 6日 (木)

7010,5100の製作 15 明治初期の機関車大改造を追って

やっちゃいました!!

カシメたところはしっかりとつながっていますが、何せ部材が小さくて伸びて外れる可能性もあるので、結局半田を流しておきました。
ステンレスは熱伝導が悪いので、こういう場合助かります。

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これでロッドの重要な工作ができたので、後は軸距離の確認です。
クランクピンの穴を1.2まで広げた段階で7010のロッドの裏に内径1.2のわっしゃを半田付けして、全部のロッドを並べて1.2のドリルの軸で串刺しにしました。
引っかかり無くギューっと入ったので、ロッドの穴はかなりの精度が出たようで一安心です。

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その後、穴を1.6まで広げて、第1動輪の穴を2.1で座グリしたら終わりです。
その最後の座グリで事件が発生しました。

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エンド部の外周はR1.15で仕上げていたんですが、穴が小さいときに仕上げたので、一部ちょっと小さい所があったようです。
2.1のドリル刃がその少し小さいところを引っ掛けて、エンド部が千切れてしまいました。
時に23時15分・・・・

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2012年12月 5日 (水)

7010,5100の製作 14 明治初期の機関車大改造を追って

今回は、クランクピンの残りと、クロスヘッドのボルトを作りました。
前回写真は撮りませんでしたが、ボルト頭の六角はこんな感じで削ります。

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ピンチャックは大分前に福原さんに進められたもので、スイスのBERGEONというメーカーの物です。
ナットが六角になっているので確実に締め付けられるし、今回のような六角の作成には最適です。

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5100用のクランクピンは、7010とは動輪の出っ張りが違うので0.2mmだけ短くなるので別物ですが、
作り方は全く同じですのでもう慣れたものです。
その後のクロスヘッドでメインロッドを止めるボルトで寸法間違いを犯してしまい、1日余分に掛かってしまいました。
5100も7010も左側にクロスヘッドの動きで給水するためのフィードポンプがあるので、左右別物です。
写真左の小さいほうの内、穴が開いているのがポンプ側です。

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全部並べると2両分なので結構大量ですね。
これで当面の挽き物は終わりですので、部品が無くならない内と思って、7010のロッドのカシメを行いました。
穴は上側は0.73、下側は0.70で、軸は0.70です、これを飛んでしまわないように注意して・・・・
1個飛んでしまいましたが磁石で探して・・・・
下側もぎゅっと差し込んで、ペンチで適度の力ではさんで固定されたかどうかを確認します。
カシメると、軸がちょっと太るので手元にあった実測0.73のドリルでちょうど良いようにも思いますが、本当は0.72くらいがあれば・・・・贅沢ですねぇ、
ちなみに、この中途半端なドリルはamazonで買った20本組み1650円のセットで、0.3から1.0まで中間サイズも入っていて、半端な穴あけに重宝しています。
カシメ部は、熱を加えたくないのでロックタイト271で止める予定です。

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2012年12月 2日 (日)

7010,5100の製作 13 明治初期の機関車大改造を追って

今日は、クランクピンを作りました。

ですが、その前に、旋盤の整備です。
160の時点で、プラスチック製の送り用のハンドルが全部割れていて、使う頻度が多い物から順に、破壊が少ない物を使っていましたが、何とかしなければと思っていたところ、
ジャパンホビーツールで、交換用のそれも金属製のハンドルが出ているのを見つけましたので早速購入しました。
今日はまずそれを交換して、ついでに軽く整備もしました。

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それからバイトを研いで、切削です。
クランクピンはM1.4ネジで、頭の径は最大2mmですので、φ2.0のドリルロッドをコレットにくわえて図面通りに削ります。
細かい物なので、コレットに付いたままダイスでネジを切ります。
今までは旋盤から外してからダイスを使いましたが、ダイスを掛けるのに力が入りにくくて苦労しましたが。今回は1発です。
なお、ダイスの下径は今まではφ1.4にして、ダイスが掛かりにくくて苦労しましたが、市販のM1.4のネジを測ると全部マイナスになっているので、今回はφ1.35としたところ、楽にダイスを切ることが出来ました。

ネジの頭は、7010のクロスヘッドの裏になる物はスリワリ(マイナス)ネジですが、頭が露出するネジは対辺1.4の六角としました。
これも慣れると簡単で、旋盤で六角の最大径、1.4の場合はφ1.6で旋盤で挽いた物を、頭が六角になったピンチャックでくわえて、水平に注意して全部の面が同じ大きさの平面に
なるように削るだけです。意外に簡単で、1個5分ほどで簡単に出来ますよ。
それのボックスレンチは、手元で見つからなかったんですが、M2のホーローキャップが使えるので、高価なレンチを買う必要はありませんねぇ。

その後、7010のサイドロッドの関節に使うピンを削りましたが、軸はφ0.7弱、頭はφ0.9と超小型なので、私の使ってる突っ切りバイトでは飛んでしまったので、軸側だけ削って、頭側は糸鋸で切りました、旋盤では回転が遅いので、リューターでのドリルレースで頭を仕上げる予定です。

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このピンの大きさは、市販の機関車では、バルブギヤーに使うサイズですが、スケールではサイドロッドの関節がこのサイズです。
市販品もこういう所をちゃんと作れば精密感が出ると思うんですけどねぇ・・・

・・・・とここまで写真を見ながら書いて、クランクピンが7010の1両分だけなのに気が付きました。
5100は写真上の中央と左のものが必要ですのでまた作らねばなりませんね、そういえば写真上段の左から3つ目は六角にするのも忘れています。
肉眼では見にくい大きさなので見過ごしたようです。

クロスヘッドも作ろうかと思っていましたが、エコーのパーツの寸法がぴったりで、半田組み立てでは強度的にきついところもあるので、エコーの製品を加工して使うことにしました、今日は各部の寸法を調節して、外周を仕上げたところです。
クロスヘッドネジはまだ図面を書いていないので、いずれと言うところです。
今日は文が多くてすみません。

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2012年12月 1日 (土)

7010,5100の製作 12 明治初期の機関車大改造を追って

今回の工程は、ロッドの仕上げです、とは言ってもロッドの完成ではありませんが・・・

前回で切り出したt0.1と、t0.3を穴を案内に張り合わせます。
SUS430はSUS304等に比べて半田は付きやすいですが、それでも真鍮などよりは流れにくいので、慎重に半田を流します。

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後は外周を仕上げて、メインロッドのコッター部の表面を落とすだけですが、指先の作業なので、10本仕上げるのに2日掛かりましたが、160の時より効率よく進んだ感じがします。
その後表面の0.3の段差をR2.5で丸めて出来上がりです。
クランクピンの穴などは最終調整時に広げます。

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次の工程はまだ決めていないので、これからビールを飲みながら考えます。

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