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2012年7月

2012年7月 6日 (金)

7010,5100の製作 9 明治初期の機関車大改造を追って

あの次の日、全部を黒染めしました。
黒染め液は長野のお方にもらったブラッキーCです。
これを4,5倍に薄めて、物を漬けるだけです。
とは言え、脱脂は洗剤で済ませて、金属の洗浄剤で綺麗にして漬けました。
当初はちょっと時間が長すぎてちゃんと定着しませんでしたが、だんだん慣れてきて・・・
ほんのちょっとの時間で良かったようです。

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7010の動輪は普通に黒くなったんですが、他の物はなぜか赤っぽくなってしまいました。
さび色の感じで良いのはいいんですが・・・・
そのうち黒くなるでしょ・・・・

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と言うわけで、さぁ組み立て!と言う段階で大問題が発生しました。
組み立てようと車輪の絶縁を確認したら、なんと!7010の動輪が全部導通で絶縁が死んでいます。
タイヤとリムのところを削った時に導通してしまったようです。
タイヤと輪芯をずらそうとすれば治具を作って・・・とたいそうです。
まぁ、そこは1晩置いて・・・・
日が変わると解決策を思いつきました。
導通の原因はバリではないかと・・・・
そこでデザインナイフでその辺りを突っついてみると・・・
写真のようにやはり細いバリが出てきました、これが原因です。
引き続きデザインナイフで全周のバリを取ると、見事に絶縁が復活しました。

12070703

と言うわけで、問題が解決したので、組み立てです。
片側の軸を入れた段階で旋盤に掛けてフレを確認して、ベアリングを入れ、写真の位相合わせ治具でつかんでそのまま動輪を押し込んで固定します。
軸はちゃんと入るように調整してたのですが、軸の黒染めでちょっと痩せたようで、少しゆるくなっていましたので、ロックタイト271で固定しました。
5100の動輪も同様に組み立てて全部の出来上がり・・・・
と言いたいのですが、ギヤー付きの動輪はベアリングも多くてこの位相合わせ治具が使えないので、指先の感で・・・・いずれやろうと思います。

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全部の車輪を並べて写真を撮ろうと思った時、テンダー用に黒染めした車輪は10.5だったんですが、実物は3フィート(914mm)、11.5だったことが分かってガックリです。

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2012年7月 4日 (水)

7010,5100の製作 8 明治初期の機関車大改造を追って

ロッド関係の図面はできたけど、動輪の最大幅でシリンダー中心距離が決まるから、それを尋常ではない22.5mmに抑えようと思うと、動輪が成りたつかで決まってくる。
問題はC型の7010で、第1動輪の横にクロスヘッドが来るから、動輪の最大幅+ロッドの厚さ+クロスヘッドのピストン棒から内側の寸法で、ロッドとクロスヘッドが成りたつかどうかが決まる、今回使う動輪はミニチュアスケールの13.2なので、サンゴ規格でタイヤの厚さは
2.4mmと比較的薄い方。
しかしそれ+バランスウェイトの出っ張りやクランクの出っ張りをダイナミックに取ってくれてるので、最大幅は20.6mmもあって、シリンダー中心距離22.5mmをキープすると、片側0.95mm、これでクロスヘッドと第1動輪のロッドとの距離は取れるわけがない。
と言うことで、動輪外側を削ることにしました。寸法はタイヤ厚を2.2mmに、クランクやバランスウェイトの最大厚は2.35mmとして、バックゲージは14.5mmなので、動輪の最大幅は19.2mmとなりました。
実際はロッドの裏にスペーサーを付けてバランスウェイトとロッドを離してやる必要があって、この寸法で、図面上クロスヘッドと第1動輪のロッドとの距離は0.5mm確保できる予定です。

・・・とまぁ、ややこしい数字は置いておいて。
今回は旋盤作業のみで、精度を出したいので全部コレットです。
最初はだるま屋のギヤーに段差をつける加工から、その後動輪を片側抜いてコレットでくわえてタイヤから削っていきました。

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全体の厚さが薄くなった関係で、タイヤと輪芯のリムとの段差がなくなってきたので、急遽未研バイトで端面用のバイトを作って削りました。
動輪が出来て、さあ組み立て!と言うところで問題が・・・・
この動輪、なんと軸にメッキが施されていて、その厚さの分軸が太く、ベアリングがスムーズに入りません。
圧入すれば入るのですが、私の機関車は、動輪を抜く時にベアリングを横にずらす必要があるので、軸を少し削らなければなりません。
これがまた・・・・直径で1/100mm程度の研削ですので、普通にバイトを当てたのでは間違いなく削りすぎます。
また、メッキは硬いので削りにくいし・・・と言うことで、軽くヤスリを当てて1/100を削った後、ひたすら板に付けた1500番程度のペーパーで磨いてベアリングがスーッと動くように仕上げました。

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今日は写真左の1本だけを削りましたが、このメッキ本格的で、先ず銅メッキをしてからクロムメッキをしてるようで、ミクロン単位で削っていくとその銅の面の境目になって、銅が微妙に出てきてみっともなくなりました。
この上からニッケルメッキをするか、黒染めをしてしまうか・・・・
明日には7010の動輪の加工は完成すると思います。

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5100の動輪は、サンゴの5500用で特に加工は無しで、軸を抜いてベアリングを入れるだけです。

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2012年7月 2日 (月)

7010,5100の製作 7 明治初期の機関車大改造を追って

前回から1週間、工作13日目です。この所、実物関係の用事が多くて、あまり工作は出来ませんが、それでも少しづつ進めています。

今回はイコライザーの仕上げと、5100の先台車の受け部分です。

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写真右は7010、中央が5100、左は5100の先台車の受け部分です。
イコライザーは前回作った物に部品を半田付けして起伏を付け、イコライザー受けとしっくり馴染むように穴を仕上げます。
イコライザー上部には板バネが付きます、これはt0.4のステンレス板から切り出しです。
これをM1ネジで止めてイコライザーは完成。

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5100の先台車の受け部分はフライスで削った物をt1.0に半田付けして出来上がりですが・・・
このフライスの作業・・・やっぱり馬鹿になってますねぇ、1個失敗してしまいました。
寸法は何も考えずに出来るのに・・・
削る方向を間違えちゃいました、こんな事は普通はないけどねぇ。

それらを台枠に付けてみるとこんな感じ・・・

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いつ半田で固めようか・・・・
一旦固めてしまうと分解できないので、出来るだけこの状態で進めます。

きょうはここまで、そろそろサイドロッドの時期に来ますがまだ作図していないので、これからまとめようと思います。
ただ、そろそろ夏バテの兆候が・・・・
ちょっと疲れやすくなっています。

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