« 7010,5100の製作 2 明治初期の機関車大改造を追って | トップページ | 7010,5100の製作 4 明治初期の機関車大改造を追って »

2012年5月25日 (金)

7010,5100の製作 3 明治初期の機関車大改造を追って

1日リベットの位置について図面で調整したので、工作は4日目です。

前日に引き続き、7010の台枠側板を切り出しました。

12052623

今回は台枠側板にリベットを打とうと思うのですが、リベット径は0.3で、この台枠は板厚0.5なので、通常の方法ではなかなか綺麗に出ないし、出ても周りの変形が大きく、切り出したあとの部材では全体の変形が懸念されます。
・・・・なので、今回はちょっと秘策ありです。

それは、大分昔に福原さんから聞いた方法・・・
「リベット打ち出し機をボール盤で作って、ポンチの方を回転させる」というもの。
これで行けば、少々の板厚も大丈夫で、台側の穴を六角とか四角とかにすればその形で打ち出せると言う夢のようなお話。

聞いた当時、早速試してみたんですが、当時はポンチの心がどうしても狂って先が暴れてとても打てる物ではなく、挫折してしまいました。
それから何十年、いつかは再チャレンジを目指していたんですが、160を作る時に作ったリベット打ち出し機、実はこれの伏線もあったわけです。
これのポンチは心の狂いが少ない方法を思いついて結構いいものが出来たので。今回テストしてみました。

12052622_2

回転はあまり速くしなかったのですが、結果は驚くばかり。
0.3径で最大0.25程度まで押し出しても周りの変形がないと言う結果となりました。
最大で0.25と言うのは、この高さで先端に穴が開いてしまうからで、不思議なことに先端部は平らで、周りの部分だけが延びたようです。
高さを0.15程度に抑えると綺麗な半球形になりました、もちろん穴も開きませんのでこれでオーケーです。
回転させることによって、外周部が非常にやわらかくなってそこだけが変形するようです。
その結果か、ポンチが入った穴の周辺は外輪山のように盛り上がっています、こんな形は見たことがありませんが・・・
これなら確かに打ち出しで六角ボルトの表現も出来そうです、ただ、0.3の六角穴なんて開けられませんが・・・・

12052621

ただ、回転させるので、ボール盤の精度が大きな問題になりました。
私が使ったボール盤は昔の使わなくなったプロクソン製を使ったので、今まで気にならなかった柱の剛性が大きく影響するようです。
それは、ダイとのセンターをきっちり出した状態で、回転させて軸を下に下ろすとき、ハンドルが右にあるため、軸がほんの少し左に動くようです。
材料は非常に柔らかくなっているので、少しの力でも中心が簡単にずれて、リベットの出っ張りが少し横に片寄ったようなものになりました。
これは本番でちょっと右寄りにするなどで対処可能かと思いますが、皆さんが使ってるような、良いボール盤ならそんな事はないだろーなぁと思います。

明日はこのリベットの罫書きと、本番!!かな?

|

« 7010,5100の製作 2 明治初期の機関車大改造を追って | トップページ | 7010,5100の製作 4 明治初期の機関車大改造を追って »

7010,5100の製作」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1974466/53785749

この記事へのトラックバック一覧です: 7010,5100の製作 3 明治初期の機関車大改造を追って :

« 7010,5100の製作 2 明治初期の機関車大改造を追って | トップページ | 7010,5100の製作 4 明治初期の機関車大改造を追って »