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2012年5月20日 (日)

7010,5100の製作 1 明治初期の機関車大改造を追って

今年始め位から、今年の工作予定で図面を進めてきたんですが、もう半年近く過ぎてやっと工作に掛かれるとこまで来ました。
図面としてはまだ下回りの主要部のみなんですが、図面は今日で一旦終わって、明日から工作に掛かろうと思います。
基本的な構成は160とあまり変わらなくて、テンダーになった位ですが、
実物が明治10年2月の神戸-京都間開通式の列車を牽引するために、
明治9年にCテンダーの7010(後の形式)から、2-Bテンダーの5100に改造した物で、
実物の改造方法も少しはわかるかなぁ・・・と思って、金田さんの7030(7010と同型)組立図をCADに書いていって、
それを元に5100の形式図の寸法によって、流用する物を探しながら各部をまとめて行きました。
結果は驚くべき物で、従来よく言われていた改造方法よりかなり巧妙で、
台枠はモーションプレートから前だけを新製して、従来の板台枠の内側に重ね継ぎして幅を狭めて先台車の車輪の横動の逃げとしたようで、
シリンダー等は従来の位置なので、シリンダーから新第1動輪までの距離は同じなので、ロッド類からバルブギヤー等、全部流用できる。
全体が、動輪が大きくなった半径分だけきっちり上がってるので、ボイラーと台枠の関係や火室等も元のまま。
ただ、床板の高さは改造前と同じなので台枠との相対位置は下がってるのと、キャブはボイラーと一緒に上げてしまうと上がりすぎになるし、
そのままの高さでは前妻の丸窓とボイラーが近くなりすぎるようで、床面にかまし物をして3”ほど上げている。
テンダーは元のままのようなので、結局、大きな工作は、台枠前部の切り出しと先台車の受けだけで、
動輪と先台車を輸入してきて交換するだけでこれだけの大改造を成し遂げたと言うことに・・・まさに設計の妙!
設計者の大先輩として、WMスミスって人、すごいねぇ!!!
これ以外に5130のテンダー6両を新製したり、初のボギー客車を作ったり・・・まだ開国したばかりの明治一桁の時代の話と考えればすごいでしょ?
このまま残ってたら、国産第1号の機関車もトレビシックの860より10年も前に達成してたかも・・・・
けど、着任たった4年で明治11年にはイギリスに帰ってしまった・・・、その後本国での大活躍は言うまでもないですねぇ。
後任のライトは5490のタンク>テンダー改造くらいで、こんなのはサイドタンクを撤去してテンダーの新製だけで簡単で、
あとは煙突の改造ばかり・・・・かな、その後、トレビシック(兄)が来るんやけど、こんなことを書き出すときりがない。
そんなこんなで・・・・は福原さんの口癖やったけど・・・
7010は最大幅28.8mm、シリンダ中心距離22.5mm、5100は最大幅29.0mm、シリンダー中心距離22.0、
その違いは7010はクロスヘッドとサイドロッドの距離で5100はそこには先輪だけでサイドロッドがないからなのと、
5100はシリンダー外側にカバーがあってシリンダー最大幅が7010より広くなってランボード補強との段差の関係で少し広くなった。
とまぁ・・・・どちらにしても16番では究極の狭さに挑戦します。
1205201

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