13mmゲージ

2016年4月 8日 (金)

13mmゲージの実験機 10

家から歩いて10分足らずでこんな景色が・・・
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なんとなくぼやーっとしますが、Baldwin製の1-C-1タンク自由形、どんどん期日が迫ってきます。
今回の工程は車軸とクランクピンです。

車輪から車軸を抜きます。すると・・・
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先従輪を抜いてみると、左は軸径2.0mm、右は2.45mm、軸受のベアリングは2mmなので、どちらも2.0mmにしなければならないので、右の方にはφ3の丸棒から作ったブッシュを入れなくてはなりませんね。

車軸はφ2.0のドリルロッドを元に、端面に0.3のセンタドリルをもみ、動輪用は動輪に入るところを1.85mmに仕上げ、先従輪用はφ2のままです。
車軸のの完成
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先従輪をはめます
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動輪は位相合わせ治具が従来の物が使えないので、はめあいを確かめてとりあえず仮に入れてみました。片側はほとんど入っていない状態です。
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次に、同じφ2.0のドリルロッドを使ってクランクピンとクロスヘッドのボルトを作ります。
突っ切り一つで削ります。
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クランクピンはM1.4のネジですが、締め付けは六角なので、六角のナットが付いたピンバイスを使います。
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ピンバイスにM1.4のメネジを切った丸棒をくわえ、クランクピンをねじ込んで固定し、
ヤスリを水平に動かして削ります。出来上がりはこんな感じ
1604073

第1動輪用は糸鋸ですり割りを入れて完成しました。
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明日は位相合わせ治具を作らねば・・・

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2016年4月 5日 (火)

13mmゲージの実験機 9

13mmゲージの実験機 8で、「Baldwin製の1-C-1タンク自由形、だんだん期日が迫ってきて焦るなぁー」
なんて言っておきながら、今回は横道です。(本当はこれをしたかった・・・)

旋盤で外径4のパイプカット、長さは14.6mmです。
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もう一つ外径5のパイプ
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細いパイプに太いパイプを突っ込んでスペーサとし、真ん中で切った動輪を圧入します。
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段付きの動軸付動輪の出来上がり、ゲージは16.5mm、バックゲージは14.6mmです。

台枠にはめるとこんな感じ。
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これを篠原のポイントに乗せます。
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一番問題になるクロッシング部
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落ちてますね。
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これを上から見ると
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目いっぱい無効に押した状態で、横のレールまで、約0.6mm。
車輪の厚さ1.6mm+0.6mm=2.2mmで落ち込みはほぼなくなるはずです。

篠原の#100の6番ポイントのフランジウェイは1.4mmですが、今回作った車輪のフランジは一応1.4mmのフランジウェイも考慮して横動は少なくなってるんですが、十三クラブのフランジウェイは0.8mmでそれにも対応させたため、やはり車輪の横動はあります、踏面の勾配は3度、実物のように蛇行動で脱線することは無さそうなので、一応このフランジ形状で13mmと16.5mmゲージの共用は行けそうに思えるので、16.5mmゲージの時は2.2mm以上の厚さにすれば何とかなりそうで、フランジの厚さをちょっと太くして、フランジウェイのガタを減らせば、全体をもう少し狭くすることも可能のように思います。

設計時の推定はこれです。
13mml
まさに2.2mm厚で行ける計画ですが、車輪を手で横に押したので、車輪はこの図よりさらに横に動いています。

横道はここまで・・・と思ったら、日乃電に行ってしまって酔っぱらってしまったので、1日休みです。

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2016年4月 3日 (日)

13mmゲージの実験機 8

Baldwin製の1-C-1タンク自由形、だんだん期日が迫ってきて焦るなぁー

ロッドの仕上げ、全部を切り離して、ディテール工作をします。
実物はこんな感じ
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どこの何とは言えないんですが、アメリカの小型機のロッドはこんなに薄くて、ブッシュやスペーサはロッドよりも厚いんですよ。

短時間でとてもこんなものは作れないので、ディテールはいい加減。
ただ、四角いブッシュは表現したい。
板から切り出そうかと思ってたんですが、ちょうど良い寸法の製品を見つけました。
Rimg0003l
ロッドの裏のスペーサも丸いタイプを使います。

それを貼り付けてザーッと仕上げました。
Rimg0006l
同じものの手前が表側、奥が裏側です。
「似ても似つかない」と言うご意見は仕方ないですね、ヤスリの削りすぎやなんやかんや、ひどいですねぇ。まぁ小っちゃいので、機関車に付いたら見えないでしょ。
最近は左目がよく見えないので右目だけで作業してるので、細かいのがよく見えないんです。・・・)^o^(

次はクランクピンです。

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2016年3月31日 (木)

13mmゲージの実験機 7

Baldwin製の1-C-1タンク自由形、車軸の前にロッド関係を作ります。

私の場合、ロッドは薄く作りたいのと、色が好きなのとで、ステンレスの板を使います。
ステンレスは番号によって硬さやその他、特性が様々です。
鉄道車両等には、比較的硬いSUS304やSUS316L等を主に使いますが、手作り作業には硬くて工作しにくいので、ステンレスの中では安物とされるSUS430を使います。
これはフェライト系と呼ばれてる物で、磁石が強く付くのが特徴です。
普通にホームセンターでいろんな厚さの物が販売されていますが、たまにSUS304を売ってる場合がありますので、表示を確認するか、磁石を当ててみて強く付くかどうかを確認すればよいと思います。
このSUS430は半田付けが容易で、糸鋸での切断も容易です、真鍮ほどではありませんが、あまりストレスなく切る事が出来、ヤスリも良く掛かります。また、ドリル等の穴あけやフライス加工も普通の刃で可能です、ただ、給油しなければキーキーなく場合がありますね。

前置きが長くなってしまいましたが、ロッドはSUS430のt0.5をベースにします。
サイドロッドは関節付ですが、関節は簡易方式で第2動輪のクランクピンとします。
サイドロッドが前後にメインロッドが左右で6枚を作ります。
ケガキ後の最初の作業はフライスでの穴あけです。
先ずセンタドリルで最初の穴を開け、クロステーブルの送りで正確な位置にセンタ穴を開けます。
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ドリルを本来の穴より少し小さい径に替えて穴あけ。
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その後は普通に切り抜きます。
エンド部は分厚くなるので、貼り重ね用のt0.3を切り出します。
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最近はちょっと左目が良く見えなくて、こういう細かいギザギザは良く見えなくてへたくそですねぇ。まぁ、完成までにはごまかしますよ。

貼り合わせは、ステンレス用フラックスの原液を使います。
真鍮と変わらない感じでよく流れます。
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例によってアップには耐えられない出来ですが、完成までには綺麗になる・・・
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今日はここまでです。

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2016年3月25日 (金)

13mmゲージの実験機 6

Baldwin製の1-C-1タンク自由形、動輪に続いて先、従輪の工作です。

先、従輪は友人がアメリカで買ってきてくれたPSCのφ7.5です。
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同じと思っていましたが、1軸は軸端あり、もう1軸は軸端なしです。
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動輪と同様、車軸の真ん中で切断
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動輪と同様、踏面を削正
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この後、タイヤの厚さを1.6mmまで削ります。

元の厚さは2.8mmなので、こんなに違います。
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軸端なしも同様に削る
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タイヤを外して、輪心を突っ切りで薄くします。
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先、従輪完成
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軸端なしの方、絶縁材が樹脂で、やたら分厚くて、タイヤがえらい薄いんですが何とかできました。

次は車軸って感じですが、それはもうちょっと先です。

間に合うのかなぁ~

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2016年3月16日 (水)

13mmゲージの実験機 5

Baldwin製の1-C-1タンク自由形、今回の工作の白眉、いよいよ動輪の加工です。

その前に、今回試してみる車輪踏面の検討です。

Photo
今回は欲張って、十三クラブの13mmゲージの規格、篠原の13mmゲージのポイント、それに16番の篠原のポイント(但し、冗車会のレイアウトで使用の#100)までカバーしうる踏面断面を考えてみたんです。

それがこれ。
Photo_2
車輪の厚さは、実物(国鉄)の一般車が125mm(1/80で1.5625)、機関車は135mm(1/80で1.6875)が多いので、13mmゲージは1.6mm、16番が2.2mmとしました。

さぁ、これで行けるでしょうかねぇ・・・
この図面で、友人に総形バイトを作ってもらいました。
それが前回切断したバイトなんです。

さて、実際の加工を始めます。

動輪は、うん十年前に買ったS社のφ11.5です。
車輪の厚さは1.35mmです。
これを車軸の中央付近でカット
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旋盤、コレットに装着して切削開始。
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初めはフランジが削れます、踏面は送りをほんの少しづつにして削りました。

その後、同じバイトでタイヤを表から0.75mm削ります。
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タイヤを抜いて
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輪芯の裏側を0.75mm削ってタイヤを装着して動輪が完成。
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この後、先従輪と車軸ですね。

先従輪は手持ちのφ7.5を使う予定で設計したんですが、φ8.5の方が格好ええと思ってたら、友人が譲ってくれました。
早速図面をφ8.5に変更したんですが、上下方向が苦しくて、台枠の前後で上下方向で干渉しそうで、逃げるなら台枠をカットする必要があり、全体の鋼製に大きく影響が出ることが分かりました。
というわけで、せっかくお譲り頂いたんですが、それは次回に回して、先従輪、今回の機関車はφ7.5で行くことにしました。

と言う事で、次回は先従輪の加工と車軸です。

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2016年3月12日 (土)

13mmゲージの実験機 4

Baldwin製の1-C-1タンク自由形、今日は次の工作の準備です。

友人から頂いたチップソー付の高速カッターを初めて使います。
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色々と用事があって、始めたのが夜半を回ったころと遅かったんですが、モーターを回すとすごい音。

でも、やっちゃいます。
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大きな音なので、何度にも分けて切断しました。

これを。
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右側の物を使います。

家人から文句が出なかったので、熟睡中でしょうね。

これ
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切った時はもちろんチップは外していましたよ。
このチップ、友人に頼んだ特注品です。

さーて、明日から使ってみようかな。

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2016年3月 8日 (火)

13mmゲージの実験機 3

Baldwin製の1-C-1タンク自由形、台枠をまとめます。

製品の状態
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これを2枚に開いて
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ドロップフォージングのパターンと穴とのずれが目立ちます、これは後ほど修正します。

これを2枚合わせて、フライス盤で軸箱の穴を幅4mmに広げます。
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仕上がりはこんな感じ
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内径2、外径4のベアリングがにゅるっと入ります。これは後でほんのわずか広げなければいけませんね。棒台枠のパターンと穴のずれもここで直します、ヤスリがほとんど入らないので、糸鋸をヤスリのように使って削りました。

これをばらして、前回までに作った部品で組み立てます。
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コンちゃんに譲ってもらった木の角材が重宝します。
後ろの軸箱に4mm角材を通して、その前にスペーサとして6mmのブロックを置いて、水平に注意して半田付けしました。

ねじれやずれが無いことを確認して他の部品を付けて台枠主構造完成です。
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下から見るとこんな感じ
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勢いでシリンダブロックの加工もやっちゃいます。

シリンダブロックはエコーのNo.2761を使いますが、シリンダ中心間を20.0mmに縮めます。
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真ん中でつながるところを切断して、ロウ付けで接続します。

真ん中のへこみを埋めて
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穴を開けてこの工程は完成
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今回の作業はここまでです。

次は難関・・・かな。

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2016年3月 4日 (金)

13mmゲージの実験機 2

Baldwin製の1-C-1タンク自由形の続きです。

壊れてしまったフライス盤ですが、モーター上部のスピードコントロール回路が壊れていて、モーターは大丈夫ということが分かって一安心、とりあえず死んでいた整流のダイオードブリッジを手持ちの物に交換してモーターが回るようになりました。
けど、スピードコントロールの素子も死んでるらしくてスピードは変えられません、それは手持ちの電圧可変電源を使えば問題なしです。

そんなわけで、工作再開。

早速フライスで切削です。
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もう一つ
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こんな感じです。
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これをゴニョゴニョッとやって
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部品完成です。
左が動輪押さえ、右はギヤボックス押さえと従台車受けを兼ねた物です。

今日はここまでです。

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2016年2月28日 (日)

13mmゲージの実験機 1

客貨車諸部名稱圖解の途中ですが、あまりに長いので、気分転換です。

今年の十三クラブの運転会は4月なんですが、いつもいつも口先だけを持って行くのも何ですので・・・

前から実験してる、自分なりの13㎜ゲージですが、今度は蒸気機関車の実用実験機を作ろうと思い立ちました。

機関車の題材は、何十年も前に入手したクマタ貿易製、オーストラリアのパッフィンビリー鉄道で活躍するBaldwin製と思われる1-C-1タンク機関車のジャンクです。
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良い感じの上周りと、台枠のみです。
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10.5mmゲージの外側台枠の機関車のようです、ドロップフォージングのフレームがいいですねぇ。
これを普通の内側台枠にして、13mmゲージに仕立てようと思います。

図面
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私はいつもここからです。
ランニングボードの最大幅は28.3mm、ちょうど日本に来た古典機関車の1/80にした場合の一般的な幅なんですよ。

早速工作開始です。
先ずは板の切り出しから。
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t1.0、0.8、0.5と各種です。
左が台枠関係、右はギヤーボックスです。例によってクラッチを入れますが、振り子は段付きです。

さて、次はフライス盤での切削・・・・と言うところで、フライスのスイッチを入れた途端、「ブチッ」と言う音と共に煙がもや~

本日の工作はフライスが何とかなるまで中断になってしまいました。

ちょっと余談で、私事なんですが、昨秋から左目の具合が悪くなって、何度かレーザーで焼いたり、眼球に注射したりして治療中なんですが、どうも良くならなくて、今回の作業はほとんど右目だけで作業しています。
遠近感はいまいちで、多少の不具合もありますが、致命的な問題もなく、工作は普通にできそうですね。ちょっと安心です。

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