2022年10月26日 (水)

近藤一郎氏の「三訂版O&Kの機関車」が発売です。

近藤一郎氏の「三訂版O&Kの機関車」が発売です。
日本のコッペルの集大成です。
金田さんの最初のものから正面図を加え、全体を見直して最新の情報で加筆した前回の「改訂版O&Kの機関車」が売り切れになったので、その後の情報でさらに加筆したものです。
ご購入は4枚目の奥付けにあるアドレスへメールやハガキで申し込んでください。
大きな書店でも販売されると思います。
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2022年10月 3日 (月)

メジャーデビューです。 東京人11月号について

今年の10月14日をもって鉄道開業150周年ということで、いろいろと催しがあるようですが、

私のところに開業当初のことについての記事を書いてほしいという依頼が来ました。

もっと他にすごい人が居るのにとも思いましたが、物は経験ということで、引き受けてしまいました。

KKCの会報などには記事を書いていますが、メジャーな本には初めてのことで、あまり飛びぬけたことは書けないなとも思いましたが、ついついいつもの調子で・・・まじめな研究者からお𠮟りが来るような気がします。

とはいえ、私を除くと素晴らしい執筆陣による明治の鉄道に関する記事が満載で、読みごたえがある永久保存版となるものと思います。

内容は書きませんが、雰囲気は写真で見てください。

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価格は950円、東京は普通の書店にありますが、その他の地方は大きな書店か、一般の書店で取り寄せてもらえます。

また、Amazon等でも購入できますので、ぜひ!

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2022年5月30日 (月)

鈴木充さんが「特別二等車を探る」を出しました

友人の鈴木充さんが「特別二等車を探る」と言う本を出しました。
ワム3500、セキ1、マヤ43に続く4冊目です。
資料が少ないスロ60をメインとして特ロと呼ばれる客車を徹底的に検証した努力の資料です。
例によって自費出版なのでご入用の方は下記からお申し込みください。
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2022年2月 2日 (水)

畑大蔵氏について

本当にだいじな友人、畑大蔵氏が亡くなりました。

畑大蔵氏とは東大阪で開催されていた、福原金属の福原さんが主宰された「関西鉄道同好の集い」でお会いしたのが始まりです。

この集まりは、福原さんが亡くなるまで毎年「海の日」に開催されていたもので、

福原さんと関りがある工作好きな人が一堂に会して模型談義を繰り広げるというもので、

私が初めて参加したのは、高校生時代でした。

最初はものすごい作品と大人たちに圧倒されて、最年少の私はとても参加者と親交を深めるまでに行きませんでした。

しかし回数を重ねて周りが見えてきたころに、同世代の畑さんと知り合うことが出来ました。

当時も素晴らしい作品を作られていたので、大したことが出来ない私は個人で親しくさせてもらえるほどではありませんでしたが、

私が初めてクラッチが付いた電気機関車を持って行ったときに大いに興味を持っていただき、それからは毎回親しくお話をする様になりました。

それから40年余り、一緒に行動することが多くなり、共通の友人が増えて、白馬の友人宅へ毎年行き、彼が幹事の呑み会は毎月のように開催するのが普通になっておりました。

彼は多くの作品が本を飾りましたが、トレイン誌552号に載った「関西鉄道 早風」はOJゲージ最初の作品であり、結局最高傑作になりました。

その後、9200を4両作り始めて、それに牽かせるセキ1を完成させましたが、結局それが最後の完成品となり、9200は思い半ばで未完のままとなりました。

その彼から「食道がん」だと聞かされたのは昨年の10月。

かなり深刻な状態だったようですが、聞く前の10月初めに一緒に白馬へ行ったときは、少し声が小さいなと思った程度で、外観もこれまでと変わらず、特に気にもかけませんでした。

次の呑み会は10月27日、風貌が変わっていて、みんなが聞く前に癌であることを告知されました。

KKC総会には行かないと言っていたので、私もショックで何もする気が起きず、初めて欠席をしてしまいました。

しかし、彼は急に思い立って出席しました。

今思うと、「最期の別れ」をすべきと思ったのかもしれません。

もうその頃には死期を悟ったようで、身の周りのことや家族の事など、やるべきことをどんどん進めていたようです。

次にお会いしたのは11月16日、これも呑み会です。

その時何気なく撮ったのがこの写真

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小寺さんが作った900を愛でる畑さんです。抗ガン治療で髪の毛が抜けてしまったそうです。

この次の週にも呑み会があったのですが、私は急用で参加できず、この時が私にとって最後の呑み会になってしまいました。

その後、電話やメールのやり取りをしていましたが、年が明けてすぐにホスピスに入れることが分かり、その前にお宅へお邪魔しました。

家で会うのはこれで最後になるのはお互い分かっていたのですが、すごく痩せて体力がなくなっていて、声を出すのもしんどい状態でしたが、いろいろとお話をしました。

握手をして別れ、帰り間際に代表作である6500を見た時、初めて涙が溢れました。

その時、前から言われていた、巨大なОゲージのトリプレックスを頂いて帰りました。

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手前の駄作は大きさの比較用です。

私が行った2日後ホスピスに入院しました。

仲間内では入院して落ち着いたら見舞いに行こうと言っていましたが、

畑さんから「1人づつなら可能」と電話をもらって皆に連絡して、その後、見舞いは不可能になったとメールが来ました。

オミクロン株の急増が原因のようで、そのメールへの返信が最後の連絡になってしまいました。

亡くなったのは1月20日の21時頃、享年66歳でした。

段々眠る時間が長くなって、そのまま逝ってしまったとの事です。

後で聞いたのですが、医師からの告知は8月だったそうです、告知から5カ月、あまりにも短い。

他の友人もみんなそうですが、がんの事を聞いて以来、何か魂が抜けてしまって、なにも手につかない状態です。

彼と最後に会った時に頂いた言葉、「OJやりーよ」。

この歳から転向することはできませんが、やってみるのもいいかもしれませんね。

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2021年11月25日 (木)

冗車会メンバーの記事がトレイン誌に載りました。

ご無沙汰しています。

私が所属している冗車会という模型クラブは全員真鍮工作中心なんですが、作品が模型雑誌に載った人はごく一部で、今回はメンバーの代表作ともいえる作品で、これまで公開されていないものを持って帰っていただき、一気に紹介していただく企画となりました。

この企画は亡くなったトレインの西原さんの企画で、2018年の運転会の時点でのものですので、それ以降のものはありませんがみんなの力作ぞろいです。

今号だけでは収まらないということで、今回は半分、残りは来年の2月号になります。
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思えば、前回トレインにうちのクラブが載ったのは2008年2月号で80系を作るというテーマでしたが、それから13年目になります。

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2021年2月12日 (金)

改訂版 O&K(オーレンシュタイン・ウント・コッペル)の機関車が刊行されました

近藤一郎さんが「改訂版 O&Kの機関車」を刊行されました。
O&Kはオーレンシュタイン・ウント・コッペルの略で、研究者の間ではこのように呼ぶことが多いようです。
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  金田茂裕氏が「O&Kの機関車」を刊行されたのは1987年、当時15,000円もした非常に高額な本でしたが、早い時期に売り切れて以降長らく絶版になっていました。
  その後も近藤氏は新しい情報が入るたびに正誤表として公開してきましたが、 今般、近藤一郎さんは絶版後の再版要望により、最新情報による全部の見直しと、全部の形式図を新たに書き直して正背面図を追加し、組立図も追加で作成されました。
そのため、改訂としていますが、新版と言ってよい内容になっています。
  出版に際しての経緯等ははしがきに書かれていますのでお読みいただければと思います。
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写真や図面が増えて改訂前とはだいぶ変わっています。
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そして全てのタイプに付けられた形式図。
今回は全部の形式図に正背面図が追加されていて、前著とは大きく変わりました、その一例です。
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組立図
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  書店での販売は書泉グランデのみで、近々購入できるとのことです。
そのほかの購入の方は直接メール(下記参照)されるか、ヤフオクに出品します。
  価格は前著と同じ15,000円で時代経過を考えると破格と言えます、送料は無料との事。
現在の金田茂裕氏と近藤一郎氏の機関車史研究会の著作の在庫状況を載せておきます。
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本著も最後に書かれていますが、ご購入は全て近藤一郎氏に直接メールして頂ければいいです。
アドレスは、
ikondo1067@zeus.eonet.ne.jp
です。
もしよろしければ、新たな情報、ご意見や疑問、質問等お待ちしてるとの事です。

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2020年12月14日 (月)

LazyJackのTR34(13mmゲージ)を購入しました。

TR34台車はTR23を基に戦後のベアリング工業の保全を期して、軸箱をローラーベアリングに変更したものですがTR23から全体的に変更が行われています。

LazyJackのオハ35と同時に発売されたTR34(13mmゲージ)を購入しました。

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例によってそっけない箱ですね。

全部品
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1両分の2台セットで、揺れ枕揺動、軸バネ可動です、枕バネはロストワックス一体物なので撓みません。
左のエッチング板は3枚、ロストワックスパーツとスポーク車輪及びセンターピンセットで構成されています。

1/80での究極の模型を目指して作ったので必然的に13mmになりますね。
例によって部品点数を数えたところ、エッチング板は120点、ロストワックスパーツは40点、車輪その他は20点で、径80点になります。

一般的な台車が2台分で10点+センターピンだと思うと異次元の物だと思います。

では各部品のアップ

台車外枠
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写真下側が外側、上側が内側で、ディテールは同等で、間違えそうですね。
軸箱上部のバネ帽にコイルバネが入ります。

上揺れ枕と台車横ハリ
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枕バネと揺れ枕釣り
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ブレーキシューと軸箱
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車輪とセンターピン
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センターピンは普通のねじ止め式のほかに・・・
銅色のもの、車体の上から銅色のピンを差して・・・そう、台車には差し込むだけ。
車体を持ち上げると台車が線路に残ったまま・・・
ええ!って思うかもしれませんが、実物はそういう風に出来ているんですよ。
実物は台車が非常に重く、脱線した時に台車が車体についたまま持ち上げられたら台枠が変形してしまい、車体の修繕が不可能になってしまいますが、それを防ぐための構造だと思います。

最後に説明書
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例によってこれを読解するのにはある程度の知識が必要になりそうですね。

16番ゲージャーの私が欲しくなった製品、実物の構造を理解するのに良いかもしれませんね。

これを書いていて、オハ35とTR34の実物の図面を公開しようかという気になってきました。

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2020年12月13日 (日)

LazyJackのオハ35を購入しました。

以前このページで紹介させていただいた「LazyJackの新製品」を購入しました。

初回生産は直ぐに売り切れたそうで、今回は第二回生産分です。

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私が買ったのは原形のオハ35です。
そっけない箱ですねぇ、価格は税別で35,000円、床下機器が入っていて、台車や室内は別途購入が必要です。

出来上がりは前回の記事を見てもらうとして、キットの内容を紹介しようと思います。

全体
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曲げ済みの車体と多くのエッチング板、ロストワックス、ホワイトメタル等の部品で構成されています。

車体
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よく見ると鋼板屋根独特のカーリン部の屋根板の微妙なひずみが表現されています。
これには曲げも含めて何度も試作を重ねたそうですが、前回の写真でご覧のように程よく表現されています。
車体内側は企業秘密ですよ。
屋根先に見える部分は端部の補強で、実際の屋根先はロストワックスパーツです。

ロストワックス及びホワイトメタル等の部品
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エッチング板、。大小20枚以上の板と、単品数個あります。
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この製品の特長は多すぎて書けませんが、ある程度以上の工作経験と腕を持った人が対象という事。
ですから、当然持っているはずの線材などは入っていません、また説明書は全部品を網羅していないので読解するのには経験と知識が必要です。
台枠の完璧な再現と、その上の根太、これの存在を知らない人は多いかと思いますが、要するに床板の骨組で、台枠と床板の間にあります。
椅子以外の内装も作りこめられ、状差しのような細かい部分も2重に組み立てるようになっています。
そして、配管の管押さえや水タンクの部品まで付ける徹底したディテール、たぶん作るのが苦痛になるくらいの部品点数です。
実物の構造を再現しているので、模型を作ると実物の構造が理解できますよ。

説明書は8ページにわたりますが、とても全部の説明をすることは無く、「このキットを作るなら、これくらい書かなくてもわかるだろう」と言う感じですが、実際のところ全部の部品を説明したら数十ページになるでしょうね。

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全部品表
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昨晩、これを拡大コピーして数を数えてやろうと思ったんですが、細かすぎて分からないので結局実物を数えました。
で、集計したところ、大は車体から小のラッチの取っ手まで、部品数はエッチング部品が885点、ロストワックス部品88点、ホワイトメタル部品12点、その他8点となり、全部で973点となりました(多少の誤差はあるかも)。
細かい部品はスペアパーツがあるので、実際は少し少ないようです。
LazyJack氏に冗談で「1000点くらいあるんちゃう?」なんて言ってたのですが、冗談ではなくなりました。
私が買ったのは原形のオハですが、部品の多いオハフなら1000点を超えている可能性大ですね。

まぁ、ここまで来るのに15年掛かったと言うのが本当に実感できる製品で、現役当時の実物の何度にもわたる取材と明細図の解読、巧みな構成を導き出す努力、実物に徹底的にこだわった鉄道模型の製品の一つの終着点ともいえるものと感じます。

昔、カツミがスーパーシュパーブラインシリーズとして究極ともいえるC51を世に放ちましたが、某誌の理解のない批判等でその後の形式は普通の物になってしまったと言う例があります、その究極のC51こそ、この客車を牽引すべき機関車だと言えます。

車体がこう言うレベルで台車が普通では面白くないという事で、LazyJackでは、これまた究極のTR34をリリースしました。
ただしスケールにこだわるので16番ではなく13mmゲージです。
これの紹介は次回としましょう。

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2020年12月 7日 (月)

鈴木充さんの新刊「マヤ43を探る」

鈴木充さんが、セキ1、ワム3500に続く「探る」シリーズ第3弾として「マヤ43を探る」をリリースしました。
マイネ41からマヤ43まで、例によって詳細な解説と図解及び図面で非常に詳しく研究したものになっています。
特に模型を作る人には床下の詳細な写真が素晴らしいですよ。
早々に売り切れになると思いますので、お早めのご注文よろしく!
「客貨車区当直日誌」と言うブログから注文ページへ飛べます。
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2020年7月20日 (月)

城東電軌の「オットー君」の製作

丹那トンネルの機関車が出来て、ふと思い出しました。

「そういえば以前に城東電軌の堀之内のオットードイッツを買ったなぁ」

というわけで、購入から数年経っていますが作り始めることにしました。

駆動関係、今回は自作をやめてキット指定の物を使うつもりでした。

キットの説明によるとナローガレージの駆動装置を使うよう指定されていますが、

現在は廃番、仕方がないので寸法が同じ現在の物を購入しました。

工作は例によって板の状態での穴あけから。
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リベット表現の植え込みの穴で、φ0.25です。

あとは説明書に従って作っていきますが特に問題なく、こんな感じです。
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ディテールとリベット植え込み
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キャブの屋根は堀之内の状態であるキットはモニターがあって、取り付け用のスリットがあるんですが、
天邪鬼な私はキットをそのまま作るというのも面白くないので、東京の山口貯水池、通称狭山湖の建設に使われた機関車にすることとしました。

実物はこれ
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銚子のヤマサ醤油で保存されているものに似ていますが、ご覧のように屋根はつるつる。

スリットは1.1mm幅だったので、四顧し斜めに削って、φ1.2の真鍮線をはめ込んで
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つるつるに仕上げました
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駆動装置はそのままでは付かないので、一旦ブレーキを撤去して、台枠もカットして、何とか入るようにして様子を見ました。
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あとはブレーキの再取り付けや、動輪周りを作って未塗装完成です。
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動輪の輪芯等は塗装後に取り付けます。

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