9600を作る 2
次はシリンダを作りますが、その前に全体の幅を考える必要があります。
私が持っている珊瑚の9600は最大幅をなぜか電車等に合わせた35mmとして、シリンダ中心距離を26.4mmにしています。車体幅は実物ベースでは32.7mmのため2.3mmも広く、前から見た時にデッキが広くてバランスが悪くなっています。
9600のシリンダは他の機関車と違って、シリンダ部が出っ張っている形なので、シリンダの中心距離を一般の16番の機関車の標準の25mmにするだけで、車体の最大幅を1.4mm狭くすることができます。私の設計はこんな感じ。
左はスケールに忠実、右は珊瑚の測定と私の場合です。
私はいつもシリンダの中心距離を24.6前後にしますので今回も24.6mmと決めて進めます。(図では24.5で書いています)
シリンダを基準に実物のシリンダの絵を書いていくと、ランニングボードとの段差を最小にすると最大幅は33mmにすることが可能です。
スケールは32.7なので、あと0.3mm狭めて実部と同じにすることは可能のようですので、それで進めます。
というわけで、シリンダ中心距離24.6mmとしてシリンダを作ります。
シリンダ出来上がり、この時点で6月6日、側板は珊瑚のキットから、ロストパーツはニワです。ここから9600は2両態勢で進めます。
シリンダの取付に関わるため、ランニングボードの下の補強のアングルに相当する部分をt1.0の板から作ります。
1次型のキャブ部のSカーブ部の曲げはちょっと苦労しましたね
台枠の上に仮置きの状態
実際の固定方法等はもっと進んでから考えます。
今回はここまで
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